Hikalog

生活をもっと豊かにしたい!現役ナースが副業に興味を持ち始めました

NISAと積み立てNISAとiDeCoのメリット・デメリット

こんにちは、ヒカルです。

  • NISAって何?

  • NISAと積み立てNISAって何が違うの?

  • iDeCoって最近聞くけどよくわからないなぁ

そんな疑問を持つ人に、今回はNISA、積み立てNISA、iDeCoのメリットやデメリットを解説していきたいと思います。

NISAのメリット

f:id:om1-h:20210421122957p:plain

毎年120万円まで投資でき、投資で得た値上がり益・配当金・分配金利益が課税されないのが最大の特徴です。

基本的に利益から20.315%となり、譲渡益(売却益)は株の購入代金、証券会社などの手数料を差し引いて計算され納税します。

例えば、譲渡益が10万円であればそこから20.315%ですが約20%納税するとして実質の利益としては8万円になります。

また、同じように譲渡益が100万円であれば実質の利益は80万円になります。

このように課税が大きいと思う人もいればそうでない人もいるかもしれませんが、どちらにしても非課税で利益を得られますのでお得だと思います。

NISAのデメリット

f:id:om1-h:20210421122927p:plain

積み立てNISAも含めどちらか1人1口座までしか作ることができません。

積み立てNISAも含めNISA口座を開いた年から5年経過し、ロールオーバーと言って口座移行をしなければ課税対象になってしまいます。

ロールオーバーは自動ではしてもらえませんので、時期になったら自分からロールオーバーの手続きをしましょう。

また、NISAの口座開設をする前に元々ある証券口座の金融商品を移行することはできません。

さらに、非課税枠で余った金額を翌年などに繰越ができませんので、できるだけ非課税枠は使い切ったほうがお得かもしれません。

積み立てNISAのメリット

f:id:om1-h:20210421052353p:plain

非課税期間が一般ニーサが最長5年なのに対して最長20年間のためロールオーバー(口座移行)の手続きが少なく比較的便利に利用できます。

単元未満株もありますが、100株からしか購入できないとなるとまとまった金額でしか取引ができなくなります。

しかし、まとまった金額なくても毎月1万円など10万円でなくても投資を始めることができます。

ある程度金融商品を選ばなければいけませんが、安定的な利益を目的とした投資手法のため投資経験がなくても比較的簡単に取り組むことができます。

積み立てNISAのデメリット

f:id:om1-h:20210412122738p:plain

一般NISAであれば非課税期間が年間120万円までですが、積み立てニーサは年間40万円までとなっています。

また、金融商品が限定されており、損失があっても相殺ができません。

iDeCoのメリット

f:id:om1-h:20210421113712p:plain

iDeCoの一番のメリットは、非課税で利益をアップできることです。

通常、掛け金に対しては通常所得税と住民税がかかります。

しかし、iDeCoであればその所得税と住民税がかからず、所得控除となります。

通常、投資信託の運用益や定期預金の利息に20.315%の税金がかかりますが、非課税になり、投資して利益がで多分丸ごと手に入れることができます。

また、退職金や年金でも受け取る際は所得税や住民税がかかります。

しかし、所得控除を受けられ、定期的に受け取る際は公的年金等控除、一時的な受け取りであれば退職所得控除が受けられます。

初心者の方でも始めやすい

各金融機関によって異なりますが、10~30程度選べる商品数が限定されているため、よく金融商品についてわからない人でもそこまで迷うことなく選択することができます。

また、元本確保商品と投資信託のどちらかを選ぶことができ、安定してリスクを背負いたくない人やよくわからない人には元本確保商品を利用することで元本割れを防ぐことができます。

さらに、iDeCo投資信託は手数料や信託報酬などコストが安く、通常の投資信託よりお勧めできます。

iDeCoと企業型確定拠出年金の資産移動

転職・退職しても確定拠出年金で積み立てた年金資産と年金記録は資産の持ち運びができるため、それまで掛けてきた年金資産の持ち運びが可能です。

iDeCoから企業型確定拠出年金に、企業型確定拠出年金からiDeCoiDeCoからiDeCoに持ち運ぶことができ老後資産の計画の幅が広がります。

iDeCoのデメリット

f:id:om1-h:20210412122257p:plain

年齢制限があります。

老齢給付金として受け取ることを目的としているため、加入できる年齢は60歳未満となっており、iDeCoで積み立てた資産は原則、60歳以降まで引き出すことができません

人生100年時代と言われているのに加入できる年齢が60歳までというのは矛盾しているとのような声もあります。

また、60歳時点で加入していた期間が10年以上あれば、その時点で受け取ることもできます。

しかし、60歳時点で加入していた期間が10年に満たない場合は段階的に最高65歳まで引き出す年齢が遅くなります。

毎月の掛金問題

毎月の掛金は5,000円からとなっており個人の属性により1万2,000円~6万8,000円までと異なります。

そのため、毎月5000円かけられない人やそれ以上かけてもっと給付金を受け取りたい人、早く受け取りたい人でもどれも対応ができないです。

費用がかかる

iDeCoの加入時、iDeCoを取り扱う金融機関(運営管理機関)を1社選ぶ必要があり、開設すると金融機関により金額が異なりますが手数料がかかります。

年金を受け取る際に公的年金等控除もしくは退職所得控除の控除対象になりますが、控除対象額を越えれば課税対象になってしまいます。

まとめ

簡単ですが、NISAや積み立てNISAの違い、iDeCoのメリット、デメリットが分かったでしょうか?

今後、銀行に貯金をするよりNISAやiDeCoを利用して、老後の生活を豊かにすることが大事です。

今からでも少しずつ投資をして、長期的な資金管理をしていきましょう!

では、また会いましょう(^^)/