Hikalog

生活をもっと豊かにしたい!現役ナースが副業に興味を持ち始めました

【新型コロナウイルス】改めて正しい予防方法を確認して、医療崩壊を防ごう!

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こんにちは、ヒカルです。

新型コロナウイルスの影響で、医療崩壊のワードが毎日のように流れていますね。

私の病院では、まだそこまで医療崩壊と感じるほど危機的な状況ではないと思っていますが、新型コロナウイルスの感染がこれ以上になると、そうなってもおかしくはありません。

理由としては、新型コロナウイルスを見る設備がないため、疑いの患者さんを見るだけでも相当な環境を作らなければならないからです。

つまり、新型コロナウイルス疑いの患者を見るために、診察をする場所を常に空けて置かなければならないこと、もし、入院になった時を考えて、今いる入院患者を違う病院や違う病棟に移動させて、1つの病棟をコロナウイルス用の病棟にするなどの設備を作ることです。

しかし、これには病棟の大改造が必要なので、病院にとっては来るか来ないか分からない患者さんのために、相当な投資をしなければならないことになります。

また、実際にみることとなったら、患者さんの人数によりますが、人手が欲しくなりますし、医療者の危険手当なども考慮しなければなりません。つまり、人件費が上る可能性があります。

これだけでも、病院にとっては痛手ですが、実際に何の用意もせず新型コロナウイルス陽性の患者さんを診察してしまい、それが感染拡大になってしまったら、病院の診察を止めなければなりません。こちらのほうが相当な痛手になると思います。

どの病院でもいろいろな対策をしていると思いますが、あとはお金を動かしている部門の判断になります。

そして、実際に新型コロナウイルスに感染している疑いの患者さんが来ることはもちろんあります。その1人の患者さんに対する対応もそれなりにお金がかかります。

マスクやガウン、手袋など大量に消費しますし、人手が必要です。1人診るだけでもそう感じるので、数人、数十人となればどの病院でも医療崩壊は起こります。1日1人を診るだけで大変な状況なのです。

一般の患者さんと同じものは使えないですし、感染予防するために相当な防護用具を使用します。

こんなのがいつまで続くかわからない状態でいたら、物や人がいくらあっても足りなくなるのは当たりまえです。



新型コロナウイルス疑いの時点で、相当な準備と人手を要します。



まぁ医療崩壊については、私たちからすると1ヶ月も前から予想できていた事ですが、予想以上に感染拡大しているということですね。

医療崩壊になったら、新型コロナウイルスじゃない人も助けることが出来なくなります。



なので今回は、

  • 実際に病院ではどんな感じなの?

  • 看護師はどんな思いなの?

  • 結局どうしたら良いの?

    などについて書いていこうと思います。

患者さんの対応はどうしてる?

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病院では、いろいろな原因で熱を出して来る患者さんが多いです。

熱があっても、発熱の期間や県外に行っているか、渡航歴があるかなど確認し、条件に当てはまらなければ普通の診察をします。

なので、全員を新型コロナウイルス疑いと思っているわけではありません。

ですが、中にはそうではなくても陽性だった人もたくさんいますので、必要な感染予防策で診察しています。

新型コロナウイルスの疑い患者さんの対応は?

最初の問診から、新型コロナウイルスの疑いがあった時は、保健所などの指示を受けて、病院で対応するか確認します。

そして、対応するように言われれば、隔離部屋に案内し対応します。

ゾーニングして数人で対応する

重症や軽症に関わらず、1人の患者さんに関わる医療従事者は、5人以上要します。

患者さんに直接触れる医師や看護師はその部屋から出ることは出来ません。いわゆるレッドゾーンの中です。

その次は、部屋の外になりますが、しっかりとゾーニングし間接的に物を渡したり、物を受け取るゾーンが必要です。そのゾーンにも別のスタッフを要しますが、そのスタッフもその場所からは出られません。いわゆるイエローゾーンです。

それより外で介助できるゾーンがグリーンゾーンとなりますが、家族対応や周りの患者さんの対応に看護師だけでなく事務の方たちも数人関わってきます。

ゾーニングをすると、治療はスムーズに進みませんし、検査もスムーズに進みません。レントゲンやCT検査をすることも大変です。

それでも、感染拡大させないためにはとても大切な方法です。

たらい回しって思います?

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そんな患者さんを何人も診ることは出来ません。疑いの患者さんを1人診ている中で、上記のように対応し、多くのスタッフが関わります。

新型コロナウイルス疑いの人の救急車の要請があった時は、普通の病院では断ることがほとんどです。

これをたらい回しと言われたらもうどうしようもありませんね。

看護師も関わりたくて関わっているわけではない

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私の病院は感染指定病院ではないので、診察する患者さんは少ないです。しかし、新型コロナウイルスにかかった患者さんが来ないとは言えません。

スタッフもそれに対応できるように準備をしますが、看護師の中にも関わりたくない人もいます。



当たり前ですよね。看護師も人間ですもの。



外来に働いているからという理由で、新型コロナウイルス疑いの患者さんの診察に強制的に携わることもありますが、看護師さんの中には泣いてしまうほど精神的に追い込まれる人もいます。

その看護師さんは、「家族もいて、小さい子供がいるのに」という背景があったそうです。外来の看護師さんには、小さい子供を持つ人が多くいます。

自分がうつってしまい、それを小さい子供にうつしてしまったらどう思うでしょう。重要化してしまい、亡くなってしまったら誰を恨めば良いのでしょう。

病院で働いている人をどんな目で見てるの?

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看護師は関わりたくないのに病院に行かなければいけません。関わりたくないと思っていてもその現場に行かなければいけません。

それなのに、ただ看護師というだけで白い目で見る人達がいます。

そんな人達に対して白い目で見る人達はどうゆう人なのでしょうか。自分が罹ったら診てもらわなくてもいいと言うなら良いのですが。

世の中、外出の自粛を行っていても、不要不急関係なしに出歩く人はいます。そんな人達に対しては白い目で見てるのでしょうか?

しっかりとした対策をしよう

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ここからは、どうしたら感染拡大を防げるか。

どうしたら、医療崩壊が防げるかを考えていきたいと思います。

STAY HOME

小池都知事が毎日のように言っていますね。安倍総理ののんびりした動画もありましたね。

不要不急の外出をしないようにして、接触率を下げれば、感染拡大は収まります。

手洗い・うがいはやっぱり大切

新型コロナウイルスは、うつってしまうとタチが悪いですが、ウイルス自体が強いわけではありません。

しっかりと手洗い・うがいをすることで予防できます。さらに、落としきれなかった汚れもあると思うので、手指消毒用のアルコール消毒をしましょう。



空気の入れ替えをしよう

ウイルスは、空中を漂っていても3時間ほど換気をすればいなくなります。

もし陽性患者さんがいたとしても、その部屋の換気をすれば空中にはいなくなります。

ウイルスがいない家であれば、2〜3時間に1回、5分くらい窓を開けて換気しましょう。空気の淀みがなくなり良いですよ。また、換気扇などを回しっぱなしなどができれば空気の流れは出来ます。

アルコールで拭こう

今アルコール不足となっていますが、アルコールで拭くことでウイルスは不活化します。よく触るところを時間がある時に、アルコールで拭いていきましょう。

アルコールの濃度は100%に近ければ近いほど効果がありますが、揮発性が高いので、ウイルスに効く前に蒸発してしまう可能性があります。なので、濃度は70~80%のものを使いましょう。

アルコールの代わりとして使えるもの

アルコールの品薄がありますが、代わりに使えるものは次亜塩素酸ナトリウムです。商品でいうとハイターとかミルトンですね。

0.02〜0.05%の濃度にして拭くことで効果があります。病院でも、アルコールとハイターを使っています。次亜塩素酸ナトリウムは人には有害なので、手袋をして使用して下さいね。



咳している人は咳エチケットを

よくマスクを常にしている人がいますが、周りに人がいなければ大丈夫ですよ。一番は咳をしている人がマスクをすることです。

咳をする人はマスクをして、尚且しっかりと肘で抑えましょう。近くにいる人は吸い込まないように近くにいないようにしましょう。

売っているマスクは、吸い込むことに関しては完璧ではありません。吸い込むことを予防できるのは、医療で使うN95というマスクになります。

まとめ

医療現場で働く人は、常に新型コロナウイルスと隣り合わせです。

罹りたくて罹っている人はいませんし、嫌な人はたくさんいます。それでも、病院に患者さんがいる限り、病院に行って働かなければいけません。

そんな医療従事者を、白い目で見るのは誰も得しません。

そんなことをやるなら、STAY HOMEを心がけ、みなさんが感染拡大させないようにしていただくことが、一番良いのではないのでしょうか。

感染予防を正しい知識で正しいやり方を行って、新型コロナウイルスにかからないようにしていきましょう。

では、また会いましょう\(^o^)/



【看護師】転職したいなら早めに行動する!仕事を辞めるための考え方や手段

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こんにちは、ヒカルです。

看護師の仕事は、いろいろな仕事がありますが、看護師の仕事って、なんか特別というか特殊な仕事ですよね。

私が言うのもなんですが、看護師の仕事って大変な仕事の一つだと思います。それでも、仕事の割には給料が良いところもあるのも事実です。



私も今の職場で、夜勤や諸々の手当が出て、手取りで20~25万です。決して、仕事の内容に見合ったものとは思えません。しかし、近くのクリニックで、夜勤なしで手取りで20万円行くところもあります。

こんなにも不公平なことあって良いのか?と思うこともありますが、そこで働くと決めているのは自分自身ですので、文句は言えません。



いろいろな理由で仕事を辞める人は多いと思いますが、看護師のように引く手数多のような職種はあまり多くないと思います。仕事を辞めても、次の職場は結構簡単に見つかります。

看護師の良いところは、働き場所が多いところです。

主に病院になりますが、探し方によっては、老人ホームや献血ルーム、大手企業などもあります。

でも、仕事を辞めるって勇気がいりますよね。

結婚するから辞める、彼氏が転勤するから辞めると言うならば、そんなに後ろめたさもなくやめられるでしょう。

しかし、「職場が嫌だ」「給料がもっと高いところが良い」と言う理由では、辞めることに躊躇してしまうこともあると思います。

最近では、新型コロナウイルスの影響で、病院で働くことも嫌になっている人も多いはずです。



辞める理由は、人それぞれだと思います。ただただ辞めたい人にとっては、どう言って辞めたら良いだろうと思う人もいると思います。



結論から言うと、辞める理由は「何だって良い」んです。



今回は、

  • 仕事を辞めたいけど本当に辞めて良いのかな?

  • 職場を変えてみたい

  • 辞めるにはどうしたらいいの

  • みんなどう思っているんだろう

    と思っている人向けに書いていきたいと思います。

仕事を辞めたいと思うなら早めに辞めるのはありです

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私は、看護師の仕事を続けていますが、昔は辞めたいと思ったことはあります。

しかし、「周りのみんなに迷惑をかけるんじゃないか」とか「どこで働いても一緒だしな」と思っていたので、未だに同じ職場で働いています。

仕事を辞めたいと思う時は、

  • 本当に仕事が嫌になった時

  • 仕事でミスをした時

  • 知り合いの職場の給料が自分のところより良かった時

など、様々あると思いますが、いずれにしても若い時が多いと思います。

この記事を検索して見ている人も比較的30歳未満の若い方が多いのではないのでしょうか?

私は、後輩に今の職場を含めて仕事を辞める相談を受けることがありますが、基本的に止めません。むしろ若いうちに行動したほうが良いと言います。

止めるとしたら、まだ仕事がしっかりできていない後輩がなんとなく辞めたい思っている時ですかね。

やっぱり自分で進んだ道ですし始めたばかりで直ぐに辞めるとなると、違う職場に行ってもすぐに辞めてしまうんじゃないかなと思うからです。

仕事場、看護師を辞めようと悩んでいるあなたへ

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ここからは、辞めようと思っている人に向けての私の経験上のアドバイスです。

とりあえず続けてみるのは1つの考え方

これは、すごく辞めたいと思っている人にとっては、良い解決策にならないのかもしれませんが、1つの考え方です。

なんとなく辞めたい、他の職場もあまり変わらないと思っているなど、今の職場にあまりデメリットを感じていない人は、続けていることで、良いこともたくさんあります。

1つ目は、同じ職場で働けば働くほど退職金は多く貰えるということです。この考えを若いうちにするとは思えませんが、実際に辞めてしまうと感じるかもしれません。

辞める時に退職金を貰えると思いますが、結構少ないです。でも、退職金は働いている年数が長ければ長いほど貰える率が多くなってきます。

なので、辞めて違う職場で働くとその分継続勤務が少なくなり、退職金が少なくなる可能性があります。

逆に言うと、辞めるのが早く次の職場で働き続けることができれば、退職金は多くなるという考えもあります。

2つ目は、銀行などでお金を借りる時の信用です。家などを建てる時はほとんどの人が、金融機関からお金を借りると思いますが、その時に借りられる金額や金利が安くなるなど、同じ職場で働いている年数が長いほど信用が得られ借りることが有利になります。

他に考えがないのならば続けていくのは1つの考え方かもしれません。

部署を変えてみる

同じ職場でも部署が違うだけで考え方が変わるかもしれません。もしかしたら今の部署が辞めたいと思ってしまう1つの理由になっているかもしれません。

病院としても辞めるよりも残ってもらいたいのは本音なので、部署を変えて残ってくれるのであればありがたい話だと思います。

不安はあるけど違う職場に行く

若いからこそ早めに違う職場に行くことも私は良いと思っています。

先程も言いましたが、年齢を重ねていくと、結婚したり、家を建てたり、子供の学校のことを考えたり、自分の地位が確立されたりして辞めるに辞められないこともあります。

若いうちに違うところで経験することもいいと思いますし、県外に行くこともいいですね。

独身のうちに、自分でお金が自由に使えるうちに色々と試してみましょう。



転職サイトに登録すると、自分の知らない情報が得られるのでとっても便利です。
最初に電話などの対応があると思いますが、自分で調べるより自分が思っている条件での職場を探してくれるので良いですよ!
私の妻も非公開だった職場を紹介してもらい、時給2000円という他のところより高額なところを紹介されました!

看護師の求人、募集は【看護のお仕事】

思い切って看護師を辞めてみる

これは、働いてみて本当に看護師が合わないなと思った人ですが、この考えも悪くありません。

看護師は1つの選択肢です。看護師以外の仕事をしてみると、自分に合った仕事にめぐりあうかもしれません。

看護師の資格がなくなるわけではないので、色々やってみてやっぱり看護師の仕事の方が良いと思えば看護師として働けば良いのです。

以前、私の後輩が看護師を辞めてスターバックスで働き始めたと聞きました。その後輩はその仕事がすごく楽しくてそのまま正社員になったそうです。

そんな話を聞くと、看護師を辞めてもみるのもありかも知れないですね。



では、辞めるにはどうしていくのが良いのかをお伝えします。

仕事を辞める手段

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仕事を辞めると行っても、すぐには辞めることは出来ません。前もって所属長に伝え、面接などを経て正式に辞める手続きをしていきます。

最低でも3ヶ月前には所属長に伝える

あなたは社会人です。もう辞めたいから明日から来ません!とは出来ません。というか、やらないでください。

看護師は、不規則勤務ですので、あなた1人の行動が、他の人の勤務を変更していかなければなりません。

辞めるまでの準備は最低でも3ヶ月前から始めないと病院側も困ってしまいます。できれば半年や1年前から伝えていくことが理想です。

事前に下準備をしていけば、辞めるときも迷惑をかけずに後ろめたさなく辞めることは出来ます。

辞める理由は何でも良いです

辞めるためには理由が欲しいですよね。最初に書いたように、結婚や転勤などの理由で辞める人ももちろんいますが、自分が思うことを伝えてもいいと思います。

  • 違う職場で働いてみたい

  • ここの給料じゃ低くて続けていけない

  • 県外の病院で最新の治療を経験してみたい

  • 夜勤がないところでやりたい

など、理由はなんでも良いんです。嘘ついたって良いんです。

だって、辞めた後の行動は誰も追いかけませんから!

私の周りも半分くらいは嘘の理由で辞めてますよ。結婚とか結婚相手の転勤なんかは誰も止められないですからね。

退職代行を使うのは最終手段

いくら言っても辞めさせてくれない。自分から辞めることを言うことがどうしても出来ない人もいると思います。

でも、あなたの人生です。辞めたいのに辞めさせてくれないなど、どうしてもの時は最終手段で退職代行を使うのは良いと思います。



実際に退職代行を使った後輩がいましたが、突然その日から来なくなり、病院にも来ないまま辞めることが出来ていました。

少しお金はかかるようですが、話が通じない上司や本当に嫌で病院に来たくない人には良いサービスかも知れませんね。

まとめ

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看護師ってとてもやりがいのある仕事だと思います。

でも、やっぱり働いてみないとわからない現場の状況はありますし、看護師として働いてみて感じることもあると思います。

また、人には向き不向きがあり、夜勤など体に合わない人もいます。

看護師は働き場所が多くあり、引く手数多です。総合病院だけでなくクリニックや施設などの場所もあり、保健師の資格があれば公務員で役所でも働けます。

まだまだ私の知らない看護師だけができる職場があるかもしれません。

看護師だけでも色々な働き方があるでしょう。

でも、世の中、仕事は看護師だけではなく他にも色んな仕事があります。

スタバで働いた後輩が正社員になったように、みなさんにも自分に合った仕事があるかもしれません。

30歳オーバーになって家庭と家を持った私には、今から職業を変える勇気は今はありませんが、イヤイヤ看護師を続けているのならば、看護師を辞めてみることは長い人生の中で一度はやってみても良いのかもしれません。

だからこそ、辞めたいと思っている人は、後悔しないためにも、若いうちに色々と行動することを私はオススメします。

突然辞めることは一緒に働いている人に迷惑はかかっちゃうかもしれませんので、嘘でもいいからしっかりとした理由で前もって準備をしていくことで、残った人たちは何も思いませんよ。

まぁ失敗しても、看護師の資格を持っていれば、またどこかの病院で働けますしね。行動あるのみです!

では、また会いましょう\(^o^)/

看護師の求人、募集は【看護のお仕事】

【足の消臭試してみた】ナースシューズの消臭方法と臭いが消える神アイテム

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こんにちは、ヒカルです。私は、看護師として働き、毎日毎日走り回っています。靴の中は蒸れっ蒸れです。仕事が終わると、足の臭いは・・・ご想像にお任せします。

看護師は女の職場と言われるほど女性が多いので、なぜか臭いに敏感なんですよね。

そして、30歳を過ぎたおじさんが不快な匂いを漂わせると本当におじさんに名前が変わってしまいます。

まぁ別におじさんなので構わないのだけれども、どうせなら無臭なおじさんが良いですよね。成長した娘にも嫌われたくはない。

そんな私は足の臭いを解決すべく、いろいろなことを試してみたので、足の臭いで悩む人達に共有したいと思います。

この記事を見ている人は多分自分の足の匂いが気になっている人、もしくは彼氏や彼女、旦那さんや奥さんの足の臭さをどうにかしたい人だと思います。

今回は、

  • 足が臭くなる原因って何?
  • 臭くならないように何をしたら良いの?
  • 臭くなったらどうしようもないの?

と足の臭いが気になる人に向けて書いていきたいと思います。

足はなんで臭くなるの?

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臭いとは、細菌が発生していることで生じます。

普段、私達の体の表面にも悪さをしない細菌がたくさんいるのです。その細菌がたくさん発生することで臭いのもとになるのです。

キッチンの流しや湿っているところを放置していたりすると臭いが発生しますよね。それも、細菌が原因です。

細菌は湿気を好む

その細菌たちですが、皮膚の表面なんかにもいるわけなんですが、腕や手など露出している皮膚からは臭いはありません。皮膚が湿っていたとしても、さっぱりするために水で洗ったり、乾燥していると細菌は繁殖しないのです。

つまり、靴を履いた足の状態は、風の通りがなくさっと洗うことがないので、常に湿気を含んだ状態になります。そのため、細菌が繁殖しやすくなってしまうのです。

靴の中は細菌だらけ

先程申したとおり、足は細菌だらけです。その足が直接当たる靴にも細菌がたくさん住んでいます。

でも、みなさん靴って毎日洗わないですよね?毎日、天日干しなんかもしないですよね?なので、靴のなかの細菌はいつも元気いっぱいなわけなんです。

玄関の中やシューズクローゼットも匂うのは、靴に住み着いた最近が元気いっぱい繁殖しているからなのです。

足の臭いを消すためにできること

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足の臭いは1日2日では取れません。これから紹介する方法を継続的にやっていくことをオススメします。

まずは清潔に

当たり前のことですが、お風呂に入りしっかり洗うことで殺菌効果は十分です。

そこに、プラスαとして、爪を切ったり、爪の間を清潔にしたり、角質を落としたり、靴をこまめに洗ったり、違う靴を履いたりするだけでも消臭効果は望めます。

私も気にしていましたが、一時的に消臭できても、臭いは再来してしまうんですね。なので、次の消臭方法も試してみました。

消臭効果があるおすすめの消臭方法

お酢で洗う

まず、自宅に必ず置いておるものでやってみました。料理に使うお酢です。お酢は、酸性でできています。

細菌は酸性が嫌いなので死滅したり、繁殖を防ぐことが出来るので、お風呂に入り、しっかりと足を洗った後に、少しのお酢を足に擦り込みます。

しかし、お酢自体がすっぱい臭いなので、逆にお酢の臭いが気になりました。

靴などにもお酢と水を混ぜたものをスプレーするだけでも効果がありまが、先程も言ったとおり、お酢自体がすっぱい臭いなので、つけすぎないようにして下さい。

私的には、お酢の臭いが気になって断念しました。

重曹につけてみる

重曹はスーパーなどで手に入れることができます。よく、キッチン周りのお掃除とかで紹介されますね。

重曹には殺菌作用はありません。

が、臭いのもととなるイソ吉草酸の臭いを中和してくれます。なので、重曹を入れたお風呂なんかに入ると臭い自体が和らぎます。

殺菌作用のあるお酢と合わせると効果があります。

家族が入るお風呂なので、継続して行うことが出来ませんでした。

ミョウバンを使ってみる

お酢と同じ効果があるのはミョウバンです。こちらも食品添加物の焼ミョウバンとしてスーパーやドラッグストアなんかで簡単に手に入ります。

ミョウバンにも殺菌作用があるので、水に溶かしてスプレーすることで殺菌の効果があり、消臭に役立ちます。

簡単に作れるので、1回作ってスプレーボトルに入れておくと結構持ちます。

んーこれは、私の臭いが勝ちでした。

結果は

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上記の方法を試した結果、確かに消臭されました。それでも、一時的だったのか、私の足の臭いが強烈すぎるのか、完全には途絶えることはありませんでした。

いろいろ試してみましたが、臭いがキツすぎると消臭は難しいのかもしれません。また、毎日継続的に行うことが出来ないと効果が薄まるかもしれません。

グランズ レメディは神アイテム

そこで、何か良いものはないかとネットで検索したところ、見つけました!神アイテム!こんなものがあったのなら早く言ってくださいよ!

グランズレメディという、ニュージランド発祥の消臭の粉です。マジで神です!

グランズレメディを使用してみた

これが私の試して最終方法なのですが、これが一番効果的でした。今でも病院のロッカーに常に置いています。

初めは半信半疑で使用してみました。

殺菌や消臭はどんな機序かはわかりませんが、粉を靴の中に振りかけるだけで大丈夫です。とりあえず、一日仕事を終えたナースシューズにかけて帰宅。

翌日、少し臭いが軽減されているが、なんとなくまだ臭いかな。

2日目、またもや仕事終わりに粉をかけて帰宅。次の仕事で、目を、いや、鼻を疑うことが!

なんと、なにも臭わない!

靴に顔を近づけても臭わない。そして、その靴を履いて仕事を終えた足も臭くない。靴下は湿っているのに臭いはない。神です!

今まで仕事場では、気にして靴を脱ぐことがなかったのですが、今では全く気にすること無く脱ぐことができるのです。そして、家に帰っても妻に足が臭いと言われることもなくなりました。

結構、臭いと言われると心が傷つきますよね。グレンズメレディは私の傷を癒やしてくれました。

まとめ

足の臭いは細菌が原因です。しっかりと足や靴を洗い、お手入れをすれば細菌の繁殖を防ぎ臭いの元がなくなります。

それでも、臭う人は、殺菌作用のあるお酢やミョウバン、消臭作用がある重曹を使ってみることはおすすめです。お安く手に入るものばかりで、効果的はあります。

しかし、仕事で忙しかったり、看護師のように不規則な仕事だと、毎日の日課に取り入れることが難しい人もいますね。そして、足が臭すぎる人はどうしようもならないかもしれません。

そんな人には、今回紹介したグランズレメディを使用してみるのもありかもしれません。

足の臭いは自分だけでなく、周りにも不快な思いをさせます。それを気にしてストレスを感じることもあるかもしれません。そんなストレスは、足の消臭をして解消していきましょう!

では、また会いましょう(^O^)/

【新人看護師】ミスはみんなしている!経験することが成長するために必要!

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こんにちは、ヒカルです。

新人看護師のみなさん、仕事はどうですか?楽しいですか?と言ってもまだまだわからないですよね。

でも、もう社会人の1人です。気がつくと、いつの間にか独り立ちさせられますよ!看護師の免許が届いたら注射の練習なんかもしていくようになりますね。

注射の極意は、ぽこチャレのponpoko37さんが教えてくれますよ(^o^)

www.ponpoko.pro

今回は、

  • 看護師ってミスしちゃいけないの?

  • みんなは辛くないの?

  • どうしたらミスは減るの?

これから新人看護師さんが通る道である、仕事のミスや仕事の辛さについて書いていこうかと思います。

看護師はミスしちゃいけないの?

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看護師は、医療事故を起こしてはいけませんが、内服忘れや転倒、検査の出し忘れなど大きい事故ではなくとも、インシデントは起こすものです。

多分、事故を起こしたことのない看護師はいないんじゃないでしょうか?

私も看護師となって10年以上になりますが、毎日時間に追われ、患者さんの訴えよりも自分の仕事中心で働いていました。今では、余裕を持って働けているので、昔より事故の件数は減っていますが、それでも抗生剤投与の時間が遅れたりなどのミスはあります。

どんな看護師でも、何かしらの失敗を経験して成長しているものです。

看護師は、患者さんと関わる中で成長します。みなさんが失敗して感じている罪悪感や嫌悪感、悔しい気持ちってのは、みんな通っている道なのです。

仕事でミスして辛いのは当たり前

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なんでもそうですけど、ミスすることって辛いですよね。そして、新人看護師さんは初めてのことばかりなので、1つのミスがすごい罪悪感に感じたりすることが多いと思います。

教科書で勉強しても、それはあくまでも知識であって、実際に患者さんと関わると教科書通りにはいかないとこともあったり、教科書どおりの技術ができなかったりします。

でも、それって新人看護師だけではないのです。10年以上になる私も、医師から指摘されたりすることはあります。そして、言われると凹みます。

ミスをすることは当たり前になってしまうのはいけないですが、誰でも間違いはあります。ミスして辛いのは誰でもそうです。それを糧にして頑張っていくことが大切です。

先輩は経験しているから口を出す

これから、患者さんを受け持つようになると、たくさんのことを怒られることがあると思います。もちろん理不尽に怒る先輩看護師は無視で良いです。

先輩看護師が口に出したり、怒ったりすることは忙しいだけの理由ではありません。相手が人なので、命に関わることもあります。1つのミスが大きな事故につながる怖さを知っているので、怒ることもあるのです。

また、先輩は多くの経験しているので、時間的にも手技的にも余裕を持って仕事が出来るため、新人看護師の行動をみていると、もどかしい気持ちで口に出しちゃうのです。

教え方によってですが、新人看護師さんにとってはそれの意味も分からず、怒られている気分になると思いますが、愛だと思ってください。

成長するためにできること

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経験をする

どの仕事でもそうでしょうが、経験をしているからこそ自信を持って仕事ができるようになります。

毎日入院受けをさせられたり、重症な患者さんを受け持たせられたりして辛いこともあると思いますが、その経験が次に繋がります。色んな患者さんを受け持ち、入院受けや処置、検査出しなどいろいろ経験して何度も繰り返して下さい。

怒られたことを考える

先程も話した通り、先輩看護師の中には仕事がスムーズに行かないことにイラ立ちグチグチと言う人や理不尽に怒る人がいます。

そんな怒り方をする人はダメな人なので、今日の指導者はハズレだなぁと思って下さい。ちゃんと指導する人は、経験がないことをしっかりとわかった上で怒ります。

自分の何がいけなかったのか考えてみて下さい。わからない時はとことん聞いて下さい。先輩も聞いてくれたほうが可愛い後輩だと思ってくれますよ。

嘘つかない

嘘をつくことは一番ダメです。先輩看護師からの信用を失いますし、教えてもらえなくなります。経験が少なく、やれることも少ない新人看護師さんは今だからこそ信用を得られるようにがむしゃらに頑張って言って下さい。

先輩に「これやったことある?」と聞かれると、緊張のあまり「はい」と答えてしまう人もいると思います。

できないことややったことないことはしっかりとNOと言いいましょう。「はい」と言ったのにできないと後々先輩から言われてしまいます。

もし、緊張のあまり間違えて「はい」と言ってしまったらすぐに誤りましょう!

緊張して「はい」と言ってしまったことを伝えればその場で解決し後々言われないでしょう。

疑問に思って仕事をする

これって結構大事なことです。検査をする、薬を飲む、処置をするには全てにおいて意味があります。

なぜこの患者さんはこの薬を飲むんだろう?なぜこの検査をするんだろう?などの疑問を持ちながら仕事をすることで成長が早くなります。

中には経験してない先輩もいる

病棟であまり行わない処置や検査などはすべての先輩が経験できているわけではありません。

経験していない先輩が指導者になることもあると思いますが、しっかりした先輩は自分も経験していない、もしくは昔に経験して忘れていることを話し、一緒になってマニュアルをみて教えてくれます。

できない先輩と思わないでね!

勉強はする

経験は大事ですが、しっかりとした知識を持った上での話しです。まだまだ知らないこともあると思います。自分なりに勉強して現場に臨みましょう!手技も大事ですが、解剖生理学をしっかり覚えましょう!

まとめ

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新人看護師さんにとって、これから辛い時期がくるかもしれません。しかし、3ヶ月過ぎてくると知識に加え、経験が積まれてきます。

そうすると徐々に先輩がつきっきりじゃなくなるので、無駄な緊張も減り、自分でできることが増え、患者さんと関わる楽しさが見えてきます。

辛いと思っても直ぐに辞めようと思わず、たくさん経験して勉強して、自分が選んだ道が正しいと思える看護師になりましょう!

では、また会いましょう\(^o^)/

現役看護師が教える本当に使えるおすすめ本【解剖生理・手技・ICU】

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こんにちは、ヒカルです。

新人看護師のみなさん、お疲れ様です!病棟に配属されて、緊張しまくってますか?

まだまだ緊張して何をどうしたら良いか分からない人もいるでしょうか?私がいる救命救急センターには今年3人の新人さんが入ってきました。

今は仕事を覚えなきゃと必死にやっていると思いますが、仕事中と同時に勉強も頑張っていかなければなりませんね。

配属はじめが一番時間が取れる時期です。受け持ちをするようになると、帰るの遅くなるし、緊張もあるので、今以上に疲れ、帰ったらすぐに寝ちゃいますので、今のうちに勉強していきましょう!

でも、今何を勉強しなきゃいけないのかって正直分からないですよね?

今回は、私は救急や集中治療で働いているので、思考がその専門になってしまいそうですが、基本的なことも勉強できるよう看護師の皆さん全員におすすめできる本を紹介していきたいと思います。

解剖生理学

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医師も看護師も解剖生理学が基本です。これは、どの疾患もそうですが、体のどの部分が悪くなって病気になっているかを考えなければアセスメントできません。

基本がわからなければ、今やっている治療なども理解できないんですね。患者さんに関わる人は、基本は解剖生理学なんです。

なので、解剖生理を今はがんばりましょう!

そして、私も使っていた(今も使っている)おすすめする本は病気がみえるシリーズです。各科の本があるので、配属された科の本は1冊持っておいて損はないです。解剖から疾患、症状など分かりやすく載っているので読み込めば疾患を網羅出来ます。

病気が見えるシリーズ

イラストもカラーで見た目でも分かりやすいです!

私も、循環器にいた頃はこの一冊で勉強していました。入院した患者さんと照らし合わせていくと、更に覚えやすいですよ。

手技編

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看護師になると、学生ではやらなかった看護技術をどんどん習得しなければなりません。病院でマニュアルなどもあると思いますが、家でもこっそり勉強してみんなより一歩先に進むのもいいですよね!

そんな時は、ねじ子シリーズ!サラッとしたイラストですが、ポイントがしっかり書かれているので頷きながら見ることが出来ます。手技にも根拠が大切です!

ねじ子シリーズ

基本的な手技も覚えられますし、持っていて間違いなしの一冊ですね。

集中治療で使える本

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私は、救急・集中治療で働いているので、そちらの本も紹介していきたいと思います。呼吸器や透析などの機器類も多く覚えることがたくさんですが、やっぱり解剖生理が一番です。

先程紹介したプラスαで集中治療でしか関わらないような知識や技術を勉強していきましょう!

おすすめはこちら!

ICU3年目ナースのノート

この後は、救命救急として、集中治療や救急外来などに関わる人に特に持っていて欲しい本になります。

もちろん、一般病棟でも使えますし、興味がある人にもおすすめの本です。新人看護師さんだけでなく異動者さんにも手に取ってもらいたいオススメの本です!

集中治療に携わる看護師さんは、これを持っていれば間違いないかなと思います!

手技や機械類が多い救命救急では、覚えることが多く大変だと思いますが、そんな時にはこの本を見ながらOJTです!

ICU実践ハンドブック改訂版

いろいろな疾患が入る救命救急ではすべてを網羅するのは難しいと思います。アセスメントを書くにも本を見ながらということも多々あります。

そんな時はこの本を見てみるといいかもしれません!

まとめ

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私が手にしてきた1部の本ですが、持っていて間違いない本ばかりだと思います。まだまだ、いろいろな本もあり、もっとわかりやすい本もあるかもしれませんが、とりあえず、新人看護師や異動者、これから勉強したい看護師が持っていれば間違いないと思えるおすすめの本は紹介できたと思います。

今は、まだまだ疾患や呼吸器など理解できないことが多いと思いますが、「なぜ?」「なんで?」と疑問に思いながら見ることが成長につながります!

先輩や先生に聞くのも勉強になりますが、いろんな本を見て自分でそれらを解決していきましょう!

では、また会いましょう\(^o^)/

【本当に辛い】看護師の職業病とも言える腰痛を予防する3つの対策方法

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こんにちは、ヒカルです。

私は、看護師10年以上で集中治療や救急治療に携わっているナースマンです。看護師は、立ち仕事が殆どで、下半身が疲れやすいです。患者さんの体を動かしたり、時には持ち上げたりすることもあるので、体の至るところに痛みが出てきます。

30歳も超えてくると、体に疲れが貯まりやすく、あちこち痛みが出てきます。特に私は、集中治療で働いているので、意識がない患者さんや、多くの機械につながっている患者さんを受け持ちます。

多くの看護師が仕事で悩ませるのは腰痛ですね。看護師は、ほとんど立ち仕事で、病棟には多くの寝たきりの患者さんがいます。

場合によっては、中腰で採血をしたり、処置の介助も行ったりすることもあります。

そんなことをやっていると、どうしても腰に負担がかかってきます。

腰痛は、看護師の職業病とも言える病気です。

私も腰痛で、患者さんの体の向きを変えたり、中腰になれなかった時があります。

知り合いの看護師もヘルニアになってしまい、朝起きることができなくなった人もいますし、腰が痛すぎて、痛み止めを毎日のように飲んでいる人もいます。

看護師は腰痛になりやすく、痛み止めを飲んだりコルセットを巻いたりして仕事をしている人も多いです。

今回は、

  • 腰痛ってなんでなるの?

  • 腰痛にならないようにするためにはどうしたら良いの?

  • 看護師じゃないけど腰痛に悩んでる

そんな疑問や悩みを持つ人に3つの予防策を教えていきたいと思います。

なぜ腰痛になるのか

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まず、腰とは人間の中心であり、体のすべてを支えています。いろいろな動作をするためには腰が中心となっているので、すべての負担が腰にかかります。

座っていても立っていても体が横にならない限り、腰には負担がかかっています。なので、どんな仕事でも腰痛は引き起こってしまいます。

看護師は腰痛になりやすい

看護師は、立ち仕事がほとんどです。あまり座ることがないので、立ったり歩いたりし過ぎることで、腰に相当な負担がかかってきてしまいます。

また、看護師の仕事の中で、患者さんの体の向きを変える仕事があります。患者さんが全く動かない状態であると、看護師はその患者さんの体を持ち上げて、体を引きずらないように移動します。

その時に、どうしても力を入れて行うため、前かがみになり腰に負担が掛かってきます。

また、医師の医療処置の介助で、患者さんの安全のために体を支えていなければならない時もあります。そんな時は、医師の処置に合わせていくことが必要なので、看護師は少し無理な体勢でも支えていなければなりません。

腰痛頻度は年齢に比例していく

お年寄りの腰痛はたくさん聞くことがありますよね。それは、年をとっていくと腰を支える筋肉が衰えていくので、その衰えた筋肉で体を支えているからなのです。

腰は体の中心であり、全てを支えています。その支えは筋肉がしっかりしてればよいのですが、筋肉が衰えると、筋肉を痛めたり、腰の骨に負担がかかりやすく、ヘルニアなどを引き起こしてしまう可能性があるのです。

3つの 腰痛予防策

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腰回りを鍛える

腰痛は、腰を支える筋肉が衰えていくと負担が増えて発症しやすいので、腰回りの筋肉が衰えないように定期的な運動をすることで、腰痛の発症を予防できます。

鍛えるために腹筋や背筋をしたほうが良いと思われますが、そんなに大変な運動をしなくても大丈夫です。

むしろ、無理に腹筋などをすることで、余計に腰に負担がかかり、腰痛を助長させてしまう可能性があります。

水中で歩いたり、泳いだりすることは腰の負担を減らしながら、体を動かすことが出来るので良いですね。

ラジオ体操をやる

身近な運動としては、ラジオ体操が一番良いです。

手を前に出して、左右に振り腰を捻る運動や上半身を前に倒したり後ろに沿ったりする運動をすることで、腰の筋肉の衰え防止に繋がります。

その他に簡単な運動としては、仰向けに寝て片膝を立てたままお尻を上げ下げする運動も腰回りの筋肉に効きます。

無理な姿勢でいない

当たり前の話ですが、無理な姿勢は体を支える腰に負荷がかかります。特に看護師は、患者さんの体の向きを変える時に中腰になりますが、その体勢も無理な体勢でいると腰に負担がかかります。

看護学校でも学びますが、足を広げて少し腰を落として自分の体を支える面を広くすることで腰の負担は軽減されます。

また、デスクワークや車に乗っているときなどもずっと同じ姿勢でいることが多いと思いますが、たまに前かがみになったりして、ずっと腰にかかっていた力を逃してあげることで、腰痛予防になります。

腰痛になってしまったら

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安静が一番

これまでの方法をやったら絶対に腰痛にならないかというと、そうではありません。やはり、どうしても腰痛になってしまう人はいます。

腰痛になってしまうと治るまでに時間がかかってしまい、完治することも難しくなってしまいます。

腰痛になってしまったら一番は安静第一にして、無理をしないことです。

痛めている腰に更に負担をかけることで、違うところをかばい、痛みが腰だけではなくなってしまうこともあります。

腰が痛いと感じたら、無理な仕事は他のスタッフにお願いして、自分の腰を優先に考えていきましょう。嫌だと言うスタッフはいないはずです。

整形外科にかかりましょう

もちろん腰を痛めたら自力で治すのは難しいです。整形外科にかかり、専門の医師に診てもらいましょう

もしかしたら違う病気かも知れませんし、その痛みに合った痛み止めの投与や悪化予防のためにコルセットの処方をしてくれます。

ヘルニアなどになってしまったら手術が必要になることもあるので侮れないです。

マッサージに行く

これは必須ではないですが、腰に負担がかかっていると筋肉が固くなってしまいます。

その筋肉で腰を支えてしまうと、更に腰に負担をかけ腰痛が悪化する可能性があります。

マッサージに行き、筋肉をほぐしてあげることで腰にかかる負担を減らすことが出来ます。

まとめ

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看護師は腰痛になってしまう人が多いです。

腰痛にならないように仕事をしていても、知らずに腰に負担をかけていることがあります。

特に年をとっていくと、腰回りの筋肉が衰えていき、今までやっていた同じ仕事でも腰に負担がかかりやすくなってきます。

なので、運動をして腰回りの筋肉の維持を心がけていくことが大切です。

また、腰痛になってしまったら無理せず、病院にかかり自分の生活を第一に考えていきましょう。

では、また会いましょう\(^o^)/

コロナの影響で面会制限してるけど、そもそも普段から面会の仕方守ってた?

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こんにちは、ヒカルです。

私は10年以上病院で働いているナースマンです。最近は新型コロナウイルスの影響で病院内もバタバタしています。その1つに面会制限の決定がありました。

世間からすると、コロナの影響だから仕方ないと思われるでしょうが、病院側からするともともと面会の仕方守ってた?と思うほど当たり前のことです。

私は、普段集中治療室で働いていますが、特に面会の制限をしています。コロナに関係なく、緊急で運ばれた患者さんや、集中治療室に入院する患者さんって生死に関わっていることが多く、家族のみの面会が基本です。

家族から入院したと連絡があったとか、仕事仲間とかであったとしても、面会に来た場合には病院側はお断りします。

なぜ面会がダメなのか、理由は大きく分けて3つあります。

患者自身への配慮

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重症な患者さんほど、色々な生命維持の機械をつけていることが多く、もしかしたら話すことができない状況かもしれません。

そんな状況のところに面会に来ても何もできません。

また、話せるとしても、循環動態(血圧や脈拍)が不安定な場合があり、面会によって循環動態が不安定になる可能性があります。

例えば、脳出血で入院しているとすると血圧が上がることで、さらなる出血を来す場合もあります。

家族側への配慮

家族としては、緊急で入院になったことで精神的に不安定となっています。

誰とも会いたくない人もいるでしょうし、患者さんの痛々しい姿を見られたくない人もいます。

入院したことを噂で聞いたとしても勝手に面会には来ず、ある程度日にちが経ってから家族に面会して良いかの確認をしてみて下さい。

病院側のルール

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病院にはルールがあります。

家族以外の面会はお断りと言うルールがある以上、病院側はルールを破るわけには行きません

「せっかく遠いところから来たのに」や「ちょっとで良いから」と言われても、病院側としては知ったことではないです。

家族や患者さんのことを無視して面会させることはしません。

また、状況によっては、事故の加害者など関係ない人が謝罪に来ることもありますが、普通に考えて無理ですよね。

家族も会いたくないはずです。

保険屋さんを通して話し合い、無事に退院できてから謝罪しにいって下さい。

更には、世の中物騒なもんで、犯罪に絡んでいることもあります。

友人や仕事仲間と偽って、面会しようとする人もいます。病院側は、実際の関係を知らないので、間違って面会をさせて事件になってしまう可能性も考えているのです。

面会するにはどうしたら良いか

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面会は基本的にはNGです。

それでも、集中治療室にいる時にどうしても面会したいという方は、まず家族に連絡して許可を取って下さい。

また、家族から病院側へ〇〇さんが面会に来ることを伝えてもらい、病院側が知っている状況を作って下さい。

そうしないと、はるばる病院に来ても帰されるだけです。

治療が順調に進み、無事に一般病棟に出られたならば、面会ができるようになります。それまでは、我慢することをおすすめします。

そして、病院は多くの患者さんがいます。感染源である病院に無理してでも来ることは意味のないことです。

面会できたとしても

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面会することができたとしても、ちゃんとした行動はとって下さい。

集中治療室にいる患者さんは、他にもいます。

面会の時間を守り、長居はしない。

先程も書きましたが、患者さんには安静が必要な事が多いです。病状の悪化がないようにさっと帰って下さい。

余談ですが、緊急で入院された患者さんのお見舞いに持ってきてはいけないもの

お見舞金

持ってこないで下さい。

動けない患者さんのベッドに置かれても患者さんも困りますし、無くなってしまっては病院側の責任になります。

状況をみて、直接家族に渡して下さい。

食べ物や飲み物

入院して間もない患者さんは絶飲食であることがほとんどです。

持ってきてもらっても口にすることはできないし、勝手に食べられても病院側も迷惑です。

生花

今どきはあまり見かけませんが、たまにお花を持ってくる方がいます。

病室には飾るところもないですし、世話もできません。

しかも、感染などを考えると非常にいらないものでしょう。

まとめ

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知り合いや仕事関係の人が入院したと聞いたら、お見舞いに行かなければと思われることもあると思いますが、状況や病態によっては患者さん自身や家族への迷惑につながることもあります。

また、病院側は患者さんの情報も一切話しませんので、面会に来たのに何も聞くことができず帰され嫌な思いもするかもしれません。

もし、入院して面会できないまま亡くなったとしても「なんで面会に来なかったの?」とはなりませんし、生命の危機に面している状況で面会しても、辛い光景だけ見ることにもなりかねません。

患者さんと家族の時間を作ってあげることも大切です。

時間が経って家族に連絡がつくようになったら面会できるかどうか確認して元気な姿を見に来てあげて下さい。

では、また会いましょう\(^o^)/

看護雑誌で最新の情報を手に入れよう!【勉強するのが苦手な人は読むだけ】

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こんにちは、ヒカルです。

私は現在、10年以上集中治療、救急治療の現場で働いているナースマンです。毎日、重症な患者を見たり、たくさんの点滴をつないだり、人工呼吸器に奮闘しています。

どの科でも同じですが、何事も知識がないと患者さんに対してより良い医療の提供は出来ません。なので、医師も看護師も薬剤師もみんな勉強しています。

みなさん勉強してますか?看護学生でたくさん勉強してきたのにまた勉強するの?と声が聞こえそうですが、看護学生の知識は基礎中の基礎です。そこから更に踏み込んで行かないと、せっかく看護師になったのに意味がないですよ。

ここでは、

  • なぜ勉強しなきゃいけないの?
  • みんなどこで最新情報を手に入れているの?
  • どんな本が良いの?最新情報を知りたい

と思っている人に向けて書いていますので、興味がある人は最後まで御覧ください。

なぜ看護師は勉強しなければならないのか

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仕事に慣れてきて、ある程度知識が付くと、なんとなくこれまでの経験や技術でなんとかなっちゃいますよね。

でも、医療は日々進化しています。

看護師も、日々勉強しないと今の医療についていけません。昔習ったことが今は間違っていて、違う考えや、やり方が始まっていることもあります。いわゆるエビデンスが確立されて、医療が進歩するのです。

医者は勉強している

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医者が常に最新の知識や技術をなぜ持っているか分かりますか?頭が良いからではないんです。常に情報を取り入れて勉強をしているからなんです。

仕事をしていて「最近この薬よく使ってるな」や「最近このやり方で治療しているな」なんてことありませんか?

そうなんです、最新の情報を取り入れて良い医療を提供するために頑張っているのです。

最新情報ってどこから来るの

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でも、看護師やっているとそんな情報聞く機会ないぞ?って思いますよね。もちろん、医師もそんな報告を聞きに行く時間はありません。

全ては文献の情報なんです。

医師には最近こんなんでたよって情報を持ってきてくれる人達がいて、医師たちはその情報をみて、エビデンスがあるからやったり、エビデンスがないから今までのやり方でやったりしているわけです。

自分から情報を得るために

医師はわざわざ看護師にその情報を伝えたりしませんし、当然知っているでしょうばりに普通に治療に盛り込んできます。

では、看護師はどうしたら良いのか?もちろん文献などを読みあさって行くのが一番でしょうが、ほとんどの人たちはそんなことしてませんよね。

認定看護師や専門看護師など資格を取りに行くマニアックな人達は別として。

看護雑誌は安くて勉強になる

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勉強しようと思っても医療の本ってたくさんあって困りますよね?どんな本が良いのかは見てみないとわからないし、少しだけ知りたいのに1冊の値段が高いということもありますよね。

そこで紹介する本は看護雑誌です。

世の中には、正しいと思ってやっていることがやっぱり意味があることだよって調べている人や、実は意味がなかったよって調べてくれている人達がいて、それを文献に載せていることに命をかけている人達がいるんです。

つまりエビデンスの確立です。これまで当たり前にやってきたことも、実は意味がなかったもともあります。

自分たちの病院では当たり前のようにやっていても、今はもうどこの病院もやっていないってこともあります。常に情報を取り入れないとついていけないのです。看護雑誌は、最新のエビデンスに基づいた情報を教えてくれます。

ちなみに、私も定期的に看護雑誌は購読しています。最新情報はもちろんですが、意外に知らなかった意味のある看護やなるほどと思える情報が得られるので良いですよ。

看護雑誌を読もう

最新の医療が知りたいって人は、看護雑誌を読むことをオススメします。看護雑誌にはこれまでの知識や技術を根拠に基づいて教えてくれます。

また、今までやってきたものは間違っている!というような見出しで最新の情報をエビデンスをもとに教えてくれます。

基本的な考えから、最新の情報も得られるなんて勉強したい人にはもってこいですね。

どんな雑誌が良いか

基本的には自分の科に合った最近の本を見ることが一番ですが、ここ1年の間に出ている看護雑誌は十分に色々を情報を持っています。定期購読なんかは良いですね。

私はクリティカルケア領域なので、エキスパートナースは愛読しています。

そこからもう一歩

もう一歩進んで読んでもらいたい本があります。

学研から出版しているICNRです。集中治療やっている看護師の方は知っている人が多いと思います。

集中治療ならではの最新事情や、海外で研究結果を説明してくれていたり、もちろん疾患の考え方や根拠のある治療を改めて説明してくれたりしています。

新人さんや最近集中治療に異動してきた人だけでなく、長年集中治療にいる人も、疾患について改めて学び、最新のクリティカルケアを学ぶことができるので愛読しております。

読んでみたいと思った方はタイトルを見て興味があるものを手にとってみてはいかがでしょうか(^^)

まとめ

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医療は日々進歩しています。最新の情報は患者さんにより良い医療を提供できます。医師は情報を手に入れる機会が多いですが、看護師は自ら進んで手に入れないと遅れていってしまいます。

そこで、手っ取り早く看護雑誌を読むことが一番の勉強法になります。今やっていることがもしかしたら意味のないことかもしれませんし、もっと違うやり方があるかもしれません。

どうせ看護師を続けているなら最新の医療を取り込んでいかないともったいないですよ!

先輩看護師さんも後輩がやっていることがエビデンスに基づいているものかもしれませんし、知らないで後輩に教えていると恥ずかしいことになるかもしれませんよ!

では、また会いましょう\(^o^)/

看護実習はそんなに辛くない!看護学生が思うほど看護師は何も思っていない

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こんちは、ヒカルです。

私は、看護専門学校を経て、現在看護師10年以上のナースマンです。毎年何人もの看護学生が実習に来ており、いつも懐かしいなと思いながら、看護学生の対応をしています。

看護学生の時に、一番の大変なのは病棟実習です。

実習で何をやるかというと、右も左もわからないまま患者さんの情報を取り、病態生理から解剖生理のアセスメントをします。毎日目標を立て、その中で患者さんに看護を提供することが約1ヶ月続きます。

それが何ヶ月も続きます。私は、この実習が本当に嫌いでした。

でも、なんとか実習をクリアし、今看護師として働いていると実習ってポイントを押さえれば難しくないんだなということが分かったんです。

この記事では、

  • 看護実習は何が辛いのか

  • 病棟の看護師はどんなことを思っているのか

  • 実習をクリアするために気をつけること

を、お答えしていきたいと思います。

看護実習は何が辛いのか

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実習で辛いことはたくさんあります。もちろん、勉強することが大変であることは当たり前ですが、実際に働いている看護師さんの目の前で記録をしたり、患者さんに看護技術を提供したりと1日緊張しっぱなしです。

記録が終わらない

教員からは一生懸命書いたアセスメントを一蹴され、家に帰っても寝ることも出来ずにひたすらアセスメントを書かなければならないのです。

患者さんと会話が出来ない

実習の中では患者さんの情報を取るのに話しを聞きに行くのですが、会話が続かないので、無言の空気が流れます。これが学生にとってはどうして良いか分からず辛い時間でした。

指導者さんの怖い噂

実習先はローテーションで行き先が変わってきます。他のグループが実習していると、その病棟の怖い看護師さんや指導者さんの名前が出て、その人の態度や性格、対応策などの噂が流れてきます。そうなると、行く前から行きたくなくなるのです。

今でこそ、学生をいじめる看護師というのはあまり聞かなくなりましたが、今でも性格が悪い看護師さんは多くいます。

看護師として働いて分かることですが、そんな性格が悪い看護師は、上司も学校の先生も対応に困っている事があり、情報も共有しているので、できる限り学生に当たらないように配慮はしていますよ。

実際に看護師として働いて思うこと

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そんな実習先で、良い学生だなと思われるような行動がとれるように、看護師としての目線で教えていきたいと思います。

看護師の看護学生への思い

看護学生は、実習に来ると、看護師さんに「どう見られているだろう」「どう思われているだろう」と考えていると思いますが、看護師になって分かったことは、仕事があるので看護学生のことは、なんとも思っていないんです。

というか、仕事のことでいっぱいなので、学生のことを考えている余裕はないのです。

勤務的に毎日関わらない

もちろん、「今日は学生がいるんだ」と思うことはありますが、看護師は不規則勤務なので、学生が来ても、その日が終われば、基本的に次の日から2、3日は夜勤や休みで会うこともないので「毎日学生がいて嫌だな」とか「毎日面倒くさいな」ということを思いません。

学生担当の看護師でさえ、夜勤はやるので連続でも3日くらい顔を合わせるのが多いのではないでしょうか。

しっかりと看護学生に教えたいと思う看護師は多い

実習先で働いている看護師は、みなさんと同じように実習を経験してきている人たちです。看護学生が来ても、看護師は仕事をやることでいっぱいなので、学生のことを考えている余裕はないですが、看護学生がいる以上、できる限り学生さんにやってもらいたいことも考えて仕事をしている人はたくさんいます。

看護学生を見ているところ

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看護学生を見るポイントは様々ですが、看護師として看護学生を見る時はこんなことを考えて、その学生を見ています。

看護師は、学生に技術や知識を求めてはいない

看護学生は出来ないことが当たり前です。高い知識や技術を求めてはいないので、学校で習った基本的なことができればよいのです。

気をつけなければならないことや、手順ができれば問題ないです。

分からないことは、休憩時間でも良いので調べて早めに答える

実習中は、看護師からの質問などもあります。

答えられるような質問が多いと思いますが、もちろん今すぐ答えられないこともあるはずです。

分からない時に、黙ったりすることは駄目です。

分からなくて困っているんだなということは見て分かるので、その時の対応で「この学生は違うな」と思わせるのが大切です。

そんな時は、「分かりません」と言うのではなく、「今すぐ答えられないので、後で調べてきます」や「分からないので調べてきます」と答えましょう。

そして、その日や翌日には調べてきたことを答えるようにしましょう。

自分から、答えを持っていくと「ちゃんと調べてきたんだな」と感心します。分からないことをそのままにしない行動や、受け答えがしっかりできること、患者さんに対して丁寧に対応することを見ています。

これから社会人になるので、当たり前のことを当たり前にやることが大切です。

患者さんとの時間を多くつくる

看護学生で大変なのは患者さんとの時間をどう作るかですね。

午前中は体を拭いたり着替えたりすることで、時間が潰れることがありますが、午後になると、患者さんの情報を集めるなど、患者さんと話をする時間があります。看護師でも、長い時間、患者さんと話したりすることは難しいです。

患者さんの情報を取ろうと思い話に行くと、質問だけが先行してしまい、答えるだけの単発の会話になってしまいます。

お話好きな患者さんであればよいのですが、あまり会話が弾まない患者さんだとどうして良いかわからないですね。

そんなときは、YES/NOの質問ではなく、患者さんが話せるような質問をしましょう。どうゆう生活をしていたか、昔はどんなことをやっていたのかなど、患者さんが長く話せるような質問をしてみましょう。少しは時間つぶしになります。

カンファレンス室に閉じこまらない

私は、患者さんとどう接してよいか分からず、話すことが出来ないと、記録を書くためにカンファレンス室などに行き、記録を書くふりをしたり、参考書を見たりして時間を潰していました。

でも、看護師からみるとそんな学生はあまり良くないのです。なんのために実習に来ているかと思ってしまうのです。

なので、患者さんと会話を弾ませるためには、先程書いたような質問をして時間を潰していきましょう。

また、足浴したり手浴したり洗髪したりすることを提供し、準備をして看護技術を提供し患者さんとの時間を作っていけば、患者さんと良く関わっている学生だなと思われることが出来ます。

実習の評価には見た目が大事

学生になると、髪色を変えたり、ピアスを開けたり、タバコ吸ったりなどすることがありますね。

でも、実習先は病院です。

看護師は、まずは見た目で評価しますので、タバコの匂いがすることはもちろんのことですが、髪色が茶髪だったり、ピアスがつけっぱなしだと「この学生はダメだな」と評価します。

こんなので、評価されるのはもったいないですよね。

まずは、実習のときくらいは身なりをしっかり整えましょう。

まとめ

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看護学生の実習はとても大変です。身体的にも精神的にも辛いことがあります。

でも、看護師になってみると、看護学生が思っているほど看護学生のことは見ていません。看護師全員が学生のことをずっと見ているわけではありません。 当たり前のことを当たり前にやることで評価されます。

難しいことをやる必要はないので、当たり前のことを当たり前にやることで実習はクリアできるのです。

受け答えをしっかりしたり、やるべきことをやるといった簡単なことをすれば、評価はされます。

実習が嫌だなとか、どうしたらよいかわからない看護学生は無理に頑張ろうとせず、もう少し肩の力を抜いてみると精神的に楽になりますよ。 それでも、看護師になると決めて進学したのは自分自身です。

では、また会いましょう\(^o^)/

就職先も給料も安定してる方が良い【男性看護師として働くのはありです】

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こんにちは、ヒカルです。

私は、看護師として10年以上働いている男です。女性社会の看護師のなか、今では中間管理職として病棟の管理や現役で最前線で働いています。

看護師は女性のイメージが強いと思われますが、今では男性の割合も多く、カッコ良いナースマンもたくさんいます。

それでも女性の看護師の割合が多いのも事実ですが、男性看護師だからこそ求められることもあります。

私もそうでしたが、看護師の仕事って結局どんなことをやっているかわからないので、男性としての職業を考えた時に、看護師ってどうなの?って思いますよね。それに、女の人ばかりで面倒くさそうとか大変そうと思うこともあると思います。

今回は、

  • 男の看護師でも看護師になれるの?

  • 女性社会でやっていけるの?

  • 給料ってどうなんだろう?

こんな疑問を持つ人にお答えしていきたいと思います。

私が看護師になろうと思ったきっかけ

きっかけ

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私事ですが、なぜ看護師になろうと思ったかを少しだけ話したいと思います。

よく家族や親戚に看護師がいてそのままその職業につくという人はいますが、私の周りにはまったく看護師というか、医療従事者はいませんでした。

私が中学生の時に、病気になってしまい、食事が摂れず入院したことがありました。その時対応してくれたのが、男性看護師の方です。初めは看護師と思いませんでしたが、私の足を洗ってくれながら話をしている時に看護師であることを知りました。

もちろん女性看護師が対応してくれることが多かったのですが、男性看護師の方も優しく対応してくれたことを覚えています。

その時は、看護師の仕事がどんなものかわからなかった私ですが、「看護師って男でもなれるんだ。」と思い始めたのがきっかけです。

その後

高校入学して、なんとなく医療関係に就職したいなと思っていましたが、その時も医者やリハビリ関係ばかりを思っていて看護師になりたいと思うことはありませんでしたが、最終的に、学校の先生や親と話合い、看護師の国家資格の強さや就職のし易さが決め手となり、看護の道を進むことになりました。

看護学校では、やはり男性の比率はすごく低く、看護学校の先輩では男性が60人中2人という現状でしたが、幸いにも私の学年は10人ほど入学していたので、肩身の狭い思いはありませんでした。

男性の人数が少ないと結束は固く、話す相手が決まってくるので、友達はすぐに出来たことは良かったと思います。

看護師を目指す人達はこんな人達

私と同じように、男でも看護師を目指す人は多くいます。理由は様々ですが、国家資格が持てることや就職し易いという理由は結構いました。なので、まったく分野が違う、工業高校や商業高校の人も多かったです。

男の看護師は多くなってきている

病院で働く看護師は、未だに女性が多いですが、男性が看護師をやるってことに抵抗がある人もいると思います。

今では、ドラマなどでも男性看護師の出演が当たり前のようになっていますものね。

男性看護師として役に立つことは多くある

女性の仕事だった看護に男性看護師が必要なのかが気になりますよね。もちろん、女性看護師でも成り立つものなんですが、ここぞという時に男性看護師が役に立つことがあるんです。

患者さんが若い男性の時

患者さんは、病気や怪我で自分で着替えや体拭きをすることが出来ないときがあります。

20~30代の男性は若い女性看護師に体を見られたくない時ありますよね。そんな時は、男性看護師の出番です。男の人が対応してくれることで、患者さんも安心出来ます。

私もよく若い男性の患者さんの時は、受け持ちをつけられたり、体を拭く時はお願いされたりします。

患者さんを動かす時や支える時

看護師は、動けない患者さんの体の向きを変える仕事があります。患者さんの体格が大きく女性だけでは、患者さんを動かせないときもあります。そんな時は男の出番です。

男性看護師が呼ばれ、患者さんの体幹を支えるときがあります。

なんだかんだで、女性よりも力がある男性看護師は、力仕事で頼られることが多いです。

仕事が続くので信頼が得られやすい

女性看護師は、結婚や妊娠により仕事を辞めざるを得ないときがあります。もちろん、そんな状況でも仕事を続ける女性看護師もいますが、どうしても男性看護師よりも少ないです。

私もそうですが、結婚して家を建ててしまうと、簡単に仕事は辞めることは出来ません。将来を考えると、退職金やキャリアなどを考えてしまうのです。

これはデメリットとしても考えられますが、職場では長く仕事をしていることで職場や社会的に信頼が得られます。

患者さんに医者だと思われる

やはり、年をとった患者さんには、男性看護師の認知は低く挨拶に行くと「先生ありがとうございます。」と言われることがあります。

そんな時は、看護師ですよと訂正することがほとんどですが、場合によって、その患者さんが、医者の前では態度が変わる人で、看護師の言うことを聞かないときは、医者のふりして内服したり、入眠を促したりすることもあります。

男性だから医者だと思われることも、仕事をスムーズに進めるときには良いことです。

女性スタッフが患者さんの対応に困っている時に、医者のふりして「看護師さんの言うこと聞いてくださいよ」と対応することもあります。

仕事中の中和剤

どうしても女性の職場として成り立っていることがあるので、女性同士の関係がうまく言っていない時があります。そんな時に男性看護師が1人いると、和むらしいです。

気を使うかもしれませんが、全員と話せる立場にいることで職場は安泰です。

看護師の給料は?

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看護師は大学病院や総合病院、クリニックなど働く場所がたくさんあります。夜勤をやることが前提ですが、私の年収は500万以上となっているので一般的な社会人と比べると給料はもらえている方ではないかと思います。

また、私の先輩も一般の病院から大学病院に転職しましたが、大学病院で働くと夜勤が多いわけではないのに、休みはしっかり取れるし給料は手取りで30万近くて、ボーナスも良いとのことで辞めるに辞められないと言っていました。

私も若い時に早めに転職すれば良かった。

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看護師のその先

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看護師になったらその先に何があるか考えたことありますか?もちろん、管理職となり、看護師長や看護副部長、看護部長と役職があるので成り上がることは出来ます。

しかし、看護師の道は幅広いです。男性看護師だけの話ではないですが、今は看護師の資格だけでなく、勉強していけば、認定看護師や専門看護師、特定医療行為ができる資格も得ることができます。

また、診療看護師といって、診察や処方、手術などもできる看護師の資格もあり、医師と同じようなことが出来ます。

訪問看護師としての道もありますし、ケアマネージャーなんていう仕事もあります。

看護師になってからでも勉強すれば目指せるので、ぜひ看護師のその先を考えて、目標持って目指していきましょう。

まとめ

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男性看護師はまだまだ少ない職種です。それでも、国家資格や就職のことを考えて、看護師になる人もいます。

まだまだ女性社会ではありますが、徐々に男性の割合も多くなり、男性が必要とされることも多くありますし、信頼が得られることが高いです。また、医療や看護に興味を持てば、自分の勉強次第で多くの資格に挑戦することも出来ます。

就職もしやすく、給料も普通に良いなら興味を持っても良いかもしれませんね。

では、また会いましょう\(^o^)/