Hikalog

生活をもっと豊かにしたい!現役ナースが副業に興味を持ち始めました

血圧とは?収縮期血圧と拡張期血圧の違い

収縮期血圧は問題なさそうだけど、拡張期血圧が高いなぁ。これは良いんだろうか。

拡張期血圧が低いけど、このまま様子見ててよいのかな。

こんなことを思ったことがある看護師さんに血圧について書いていこうと思います。

私は、集中治療室で働いて10年以上たちますが、たくさんの低血圧や高血圧を見てきました。もちろん血圧というと上の血圧(収縮期血圧)をよく重視すると思います。そんななか、後輩に下の血圧(拡張期血圧)ってどんなもの?って聞いてもあまり答えられないものです。なので拡張期血圧にもフォーカスして少し分かり易く書いていきます。

血圧とは

人体の中で血液が体中を巡り、心臓が拍動するたびに生じる力こそが「血圧」です。これは、動脈にかかる圧力で、心臓が血液を送り出す際に最も高くなる「収縮期血圧」と、心臓がリラックスしているときの最低値である「拡張期血圧」の二つの数値で表されます。正常な血圧は、体の正常な機能や臓器への適切な血液供給を維持するために重要です。

収縮期血圧とは

収縮期血圧は、いわゆる上の血圧と言われるもので、皆さんが血圧と言ったらこれと言われるものですね。

簡単に言うと、心臓が元気よくドキドキするときの血圧の高さを表しています。心臓は、血液を体に送り出すために収縮と呼ばれる動きをします。このとき、血液が力強く体中に送り出され、血管に圧力がかかりますが、その血管にかかった圧が収縮期血圧となります。

例えば、ボールを手でしっかり握って、力を入れて一気に放すと、ボールはどんどん飛びますよね?心臓も同じで、収縮期血圧は、心臓が力強く働いて血液を体中に送り出す瞬間の力を示しています。だから、収縮期血圧が高いと、心臓が元気いっぱいに働いているということになります。

ただし、一生懸命ボール投げをやりすぎると腕が痛くなるように、心臓も頑張りすぎると疲れてしまうので注意が必要です。

拡張期血圧とは

拡張期血圧は、血圧測定の際に示される2つの数値のうちの一つで、血液が心臓から体の他の部分に送り出される際の圧力の最も低い状態を表します。いわゆる下の血圧と言われるものですね。

拡張期血圧は、心臓が「休んでいるとき」の血圧の数字です。考えてみてください、心臓は一生懸命に働いて、血液を体中に送り出していますよね。そのとき、一番力強く血液を送り出す瞬間があります。

先ほどの例えとなりますが、ボールを手で握って力を入れて、それを一気に放すと、ボールはどんどん飛び出しますよね?心臓も同じで、一生懸命に血液を押し出す瞬間があります。そのときのため込んだ時のことを言います。このため込んだ時の血圧を拡張期血圧と呼んでいるのです。

拡張期血圧が低い時

低い拡張期血圧は、血液が体中に行き渡る力が弱いことを示す可能性があります。 これは、心臓がうまく血液を体に送り出せていない、または血管が広がってしまっている可能性があります。 低血圧の症状にはめまい、立ちくらみ、疲労感が含まれることがあります。 拡張期血圧が低い場合の考えられる疾患や原因には、出血、心臓の機能不全、甲状腺機能低下症、貧血、脱水などがあります。

拡張期血圧が高い時

高い拡張期血圧は、心臓が強く血液を送り出している状態を示す可能性があります。 長期にわたって高い血圧は、動脈や心臓に負担をかけ、様々な健康リスクを引き起こす可能性があります。 高血圧の症状はしばしばはっきりと現れないため、「沈黙の殺し屋」とも呼ばれています。 拡張期血圧が高い場合の考えられる疾患や原因には、高血圧、動脈硬化、腎臓疾患、甲状腺機能亢進症、ストレスなどがあります。

昇圧剤について

少し余談ですが、昇圧剤の中には、主にα作用やβ作用と呼ばれる特定の生理作用を利用して血圧を調整する薬剤があります。これらは交感神経への作用に関連しており、以下にそれぞれの作用について説明します。

α作用

α受容体は、血管の平滑筋に存在する受容体で、これに作用することで血管が収縮します。α作用を持つ薬剤は、これに作用して血管を収縮させ、血圧を上げる働きがあります。

β作用

β受容体は、心臓や血管などに存在する受容体で、これに作用することで心拍数や心臓の収縮力が増加します。β作用を持つ薬剤は、これに作用して心臓の働きを増やし、血圧を上げる効果があります。

これらの違う作用を利用することで、血管の収縮や心臓の働きを調整し、血圧を上げることが可能です。

おわりに

血圧について勉強することはあまりないと思いますが、血圧の意味や昇圧剤の作用などを考えることによって、理にかなった治療を行うことができます。特に重症な患者さんは、原疾患の治療ではなく、その時に起こっている症状に対しての対応が大事になってくるので、この記事が少しでも勉強になればと思います。

若手看護師が転職をしたいと思う理由と阻止したいと思っている私の気持ち

看護師って、国家資格を持っていることや全体的に看護師不足と言われているように、どの病院でも看護師の就職はウェルカムとなっています。そのため、転職会社の需要は高い気がします。

私も同じ病院で長いこと働いていますが、多くの若い看護師が転職していっているのを見ています。

私も違う病院で働いてみたいなと思ったことが多々ありますが、履歴書の作成や就職試験や面接など考えると億劫となり行動に移すことなく経過しています。

そのうち、結婚して子供もできて、家を建てることでもう辞めることはできない生活となってしまいました。

でも、後悔したことはありません。ありがたいことにキャリアアップで他施設を見学したりすることがあり、その時に思ったことは、自分の病院のほうがしっかりしているなと思うことや、どこも大変なところは一緒だなと思うことができました。

もちろん、関東の病院や大学病院になると給料の違いはあるものの、今のところでも生活できない給料ではないですし、地域の違いで物価なども考えると納得することもあります。まぁ給料が高いに越したことはないですが・・・

そんなこんなで、若い時に思ったことや今の看護師が転職を考える理由は何だろうと考えてみました。例えば以下のような理由が挙げられます。

キャリアの成長

現在の職場ではスキルや経験を伸ばす機会が限られていると感じ、新しい環境での成長を求めている。

これに関しては、看護師のやることは基本同じですが、例えば救急の現場では、ドクターヘリがあることやハイブリッドERがあるなど最新の機械や対象としている医療によってはできることは違います。ドクターヘリに乗れることが偉いわけではないですし、高度医療ができることがすごいことではありません。そんなこと言い出したら、どの病院も高度な医療が必要になりますしね。やることは一緒なので、本当にドクヘリに乗りたいとかそこに行かないとできないことがあるならば仕方がないかなと思っています。

地域の変更

特に若ければ若いほど思う人が多いと思っていますが、地域に住んでいると関東がキラキラしているんですね。関東に住んでみたい意欲が高い人がいるわけです。これは止められません。ただし、行ってみないと分からないことがあるように、実際にそうでもなかったとか、これまでの生活とガラッと変わるので、大変になっている話も聞きます。例えば車通勤だったのに電車通勤になって時間に縛られることなどなど。

労働条件の改善

給与や労働条件に不満があり、それを改善するために新しい職場を模索している場合もあります。これも最初に書きましたが、どこも似たり寄ったりです。もちろん私が知らないことのほうが多いと思いますが、以外に時間外がめちゃくちゃあることや、給料が良いけど退職金がそうでもないといったカラクリや、研修や学会などの費用が自己負担であったりなど、病院によっては自分の病院まともじゃんと思うことはたくさんあります。

専門性の獲得

他の医療分野や特定の領域に興味を持ち、それに特化した職場で働きたいと考えている可能性があります。これに関しても、その病院にないのならすぐに転職を考えるべきです。看護師として何となく仕事をしている人は多く、必ず人を助けたいや患者のために働いていたいと思っている人はほとんどいないと思います。継続学習をしたけっか患者のためになることはあると思いますが、基本的に興味を持って学習したいという意欲があったり、研究であれば大学に行って研究するなど自分の自己満足を満たすためにいる人が多いと思います。もちろん、資格があるから生活のために働いていることがほとんどだと思います。

職場環境の不満

現在の職場の雰囲気や人間関係に不満を感じ、良い職場環境を求めている場合もあります。これは、病院全体で認識しているのかしていないのかが問題です。世の中にはお局様という言葉がある通り、長年働いているクソババァがいるんですよね。知識や技術を更新せず、自分の言っていることが一番だという人がいます。病院は悪くないけどこの病棟が問題というときには、上司に相談したり異動の申し出をしましょう。せっかく働いている病院を辞めると、定年までの期間が短くなり退職金が変わってしまいます。クソババァのために自分の人生路線を変更する必要はありません。

おわりに

この記事で何が良いたいかというと、転職することは良いことだと思っています。特に若いうちに動かないと私のように動けなくなる可能性もありますから。ただし、自分の病院で長く働くことのメリットもあると思うので、一時の感情ではなく将来を考えて行動することが良いのかなと思います。

意外に自分の病院悪くないぞと思うことは、他の施設に行ってみないと分からないものです。良い上司に恵まれているのであれば、学会に参加したり、研修として他の病院に行ってみて情報収集することも良いのかもしれません。もちろん上司も多くの知識を持っているので相談してみても良いかもしれませんね。

om1-h.hatenablog.com

om1-h.hatenablog.com

看護師の手荒れの原因とは?おすすめのハンドクリームと美しい手を保つ秘訣

看護師になってから手荒れがひどい。

消毒がしみて痛すぎる。

こんな日々を過ごしている看護師さんに手荒れの原因と対応策を教えていきます。

看護師をやっていると、何十回消毒をするんだ!というくらい消毒をしまよね。そして、何度も手袋をつけたり外して、手を洗って・・・

こんなに手をいじめる職業ってそんなにないと思います。特に女性は手をきれいに保ちたいはずです。ボロボロの手を好きな人に見られたくない人もいるのではないでしょうか?

頻繁な手洗いと手指の消毒

先ほども話しましたが、看護師は感染症予防のために頻繁に手洗いや手指の消毒を行います。これは仕事上やらなければならないことで、回避できない現状です。これにより、皮脂や水分が失われ、皮膚が乾燥しやすくなります。

手袋の着用

また、感染予防や衛生のために手袋を着用することが一般的です。手袋着用すると肌を守ってくれそうですが、実は手袋内部での湿度が上がりやすく、これが手荒れの原因となっています。

化学物質への曝露

一応手袋をつけていると思いますが、点滴を作る時や処置をするときなど、普通の生活では取り扱わない薬品を使用します。物によっては化学療法などで使用する薬剤なんかもあり、皮膚には良くないものもあると思います。これらの物質が皮膚に刺激を与え、乾燥や荒れを引き起こす可能性があります。

長時間の手指使用

看護師は患者の世話や医療業務で長時間手を使います。摩擦や圧力がかかり、これが皮膚の乾燥や荒れを招く原因となります。

ストレスと不規則な勤務

看護師として不可避なことにもなってしまい、元も子もないことを言うようですが、長時間労働や不規則な勤務時間はストレスを増大させ、これが皮膚トラブルの一因となります。労働環境は良くなるのでしょうか。。。

季節の影響

看護師に限らずですが、季節によって乾燥など引き起こすことが原因になることはあります。看護師は、入院患者の環境を整えるために、冷暖房や乾燥した空気の中で働くことが多いため、気温や湿度の変化が手荒れを引き起こす可能性があります。

これらの要因が組み合わさることで、看護師は手荒れに対して特に敏感であり、予防措置が必要です。手荒れの予防策を適切に取り入れることで、健康な手肌を維持することができます。

ここからは手荒れを予防するための対策を教えていきたいと思います。

適切な手洗い

適切な手洗いは感染症予防に重要ですが、適度な手洗いと手指の消毒のバランスを保ちましょう。過度な手洗いは皮膚を乾燥させる原因となります。

保湿剤の利用

仕事の合間や勤務終了後に保湿剤を使って手を保湿することが大切です。特にアルコール性の手指消毒を多用する場合は、保湿剤をこまめに利用しましょう。

保湿剤についてはたくさんあると思いますが、次のものがおススメです。

ロクシタン シア ハンドクリーム

天然の保湿成分が20%配合されており、保湿によって手の潤いを守ってくれます!

コーセーコスメポート バイタルエイジ Q10クリーム

コエンザイムQ10とコラーゲンで肌に溶け込み、潤いを閉じ込めて手荒れを防ぎます。Q10は多くの看護師が使っているのを見ますね。

ユースキン ユースキン80gクリーム

ビタミン保有で、ひびやあかぎれ、しもやけに効果があります。塗るとサラッとした塗り心地になり使い勝手がよさそうです。

適切な手袋の使用

医療業界では手袋の着用が一般的ですが、適切なサイズと素材の手袋を選ぶことが大切です。長時間手袋を着用する場合は、手袋内に保湿剤を塗ることも考慮してください。

手袋の適切な取り扱い

手袋を適切に着脱することも重要です。濡れた手で手袋を着用しないようにし、手袋の内側に水分がたまらないように気をつけましょう。

温水の利用の制限

適温の水で手を洗うことが重要です。極端に冷たい水や熱い水を避けましょう。

適切な栄養摂取

健康な食事や水分補給は皮膚の健康にも影響します。バランスの取れた食事や十分な水分摂取を心がけましょう。

定期的な手のマッサージ

勤務終了後や休憩時間に手のマッサージを行うことで、血行を促進し、手をリラックスさせることができます。

綿素材の手袋の着用

保湿剤を塗った後、綿素材の手袋をしておくと、保湿効果が向上します。これを夜寝る前に行うことで、手荒れを和らげることができます。

これらの対策を組み合わせることで、看護師は手荒れを最小限に抑えることができます。

おわり

参考になりましたでしょうか。原因になることが回避できないこともあると思いますので、予防策を組み合わせてボロボロの手肌ではなく、美しくキレイな手を保てるようにしていきましょう!

om1-h.hatenablog.com

【急性期ケア専門士になるために】急性期看護師のための集中治療と救急治療のポイント

ICUや救急外来で働いているけど、次の目標がないな。

もっと急性期を極めたいな。

急性期ケア専門士って何だろう。

こんな疑問にお答えします。

急性期の看護師とは、重症患者の看護を担当するナースのことです。集中治療室や救急部といった病院の中でも、最も重要性の高い役割を担っています。

急性期看護師には、集中治療と救急治療の専門知識が必要です。緊急性が高いため、素早い対応と決断力が求められます。しかし、その分やりがいも大きく、患者の命を救うことができることが何よりも嬉しい瞬間です。

急性期ケア専門士の資格を取ることで、更に高度な技術や知識を身につけることができます。自分自身のスキルアップに繋がるばかりでなく、患者の生命を救うための手助けにもなります。

この記事では、急性期ケア専門士を目指す人々に向けて、必要なスキルやキャリアアップの方法についてご説明します。

まず急性期ケア専門士とは

2023年から始まった日本急性期ケア協会が認定している資格です。急性期のケアや急変時対応におけるスペシャリストのことを言います。

受験資格は、経験年齢2年以上の医師、看護師、保健師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士など、様々な方が受けることができます。ちなみに、准看護師は3年以上の経験年数が必要です。

受講料は10,000円、合格したら登録料で10,000円かかります。

詳しくはこちらのサイトを参考にしてください。

jaca2021.or.jp

急性期看護師としてのスキル

急性期看護師は、集中治療や救急治療で患者の命を救うための重要な役割を担っています。これは、医療現場で最も難しい仕事の一つであり、多くのスキルが必要です。

急性期看護師としてのスキルには、正確な観察・記録の方法、効果的な医療チームとのコミュニケーション、高度な治療の実施能力が含まれます。

正確な観察・記録の方法は、患者の状態を把握するための基本中の基本です。身体的な変化や病状の進行を的確に把握し、適切なタイミングで医師に報告することが重要です。以下は、具体的な観察・記録方法の例です。

  • 患者の生命徴候を定期的にチェックする

  • 病状の進行を把握するために、患者の痛みの程度や体温などを測定する

  • 患者の口頭での訴えだけでなく、身体的な変化にも注意を払う

次に、効果的な医療チームとのコミュニケーションについて考えてみましょう。これは、急性期看護師が成功するための重要な要素の一つです。医療チーム内で情報共有を徹底することで、患者の治療効果は高まります。

  • 医師や他の看護師との協調性を高める

  • 患者の治療に関する情報を継続的に共有する

  • 治療方針や適切な処置の判断をするためには、正確な情報提供が必要であることを理解する

最後に、高度な治療の実施能力について考えてみましょう。これは、急性期看護師の中でも難易度が高い部分です。そのため、適切なトレーニングや経験が必要です。

  • 微小な変化にも敏感に反応する能力を身につける

  • 集中治療室での患者の管理やモニタリングに慣れる

  • 非常時には緊急処置を適切に実施することができるようになる

以上が、急性期看護師としてのスキルについての紹介です。これらの要素を理解し、トレーニングを積むことで、プロフェッショナルな急性期看護師になることができます。

集中治療のポイント

急性期看護師にとって最も重要な職務の一つは、集中治療室での患者ケアの提供です。患者が治療を受けるには、専門的な知識と高度なスキルが必要です。ここでは、集中治療のスキルについて説明します。

患者の状況を正確に把握するためのステップ

患者の状況を正確に把握するには、患者の病歴をしっかりと把握することが大切です。患者の病歴を把握することで、今後の治療に役立つ情報を得ることができます。

また、患者の身体検査を行い、必要な治療法を決定します。患者の状態を正確に把握するためには、チーム全員が助け合い、協力して行動することが重要です。

治療の優先順位付けの方法

集中治療室での治療は非常に複雑で、複数の治療が同時に行われることがあります。治療の優先順位を正確に決定することが必要です。治療の優先順位を決定するには、患者の状態を正確に把握し、緊急度に応じて優先順位を決定します。

緊急処置対応の流れ

緊急処置は、急患の対応に必要な知識や技術を持つことが求められます。患者が緊急処置を必要とする場合、何が起こったのかを正確に把握し、適切な処置を行う必要があります。

緊急処置を行う前に、患者の状態を正確に把握し、必要な準備が整っていることを確認することが大切です。また、チーム全員が助け合い、協力して行動することが重要です。

集中治療室での患者ケアは非常に複雑であり、知識とスキルの高い急性期看護師が求められます。患者の状態を正確に把握し、適切な処置を行うために、チーム全員が協力して行動することが大切です。

救急治療のポイント

急性期看護師として、救急治療には特別なスキルが必要です。救急時には時間が重要な要素となるため、処置の優先順位付けが非常に重要です。

まず、救急時に優先すべき事項は患者の生命維持です。呼吸、循環、意識状態の確認をはじめ、必要に応じて人工呼吸や心臓マッサージを行う必要があります。これらの処置が遅延すると、患者の病状が悪化し、生命を危険にさらすことになります。そのため、救急車到着後は素早く的確な処置を行うことが必要不可欠です。

また、救急車から医師との意思疎通も重要です。患者の症状や状態を正確に伝えることで、正しい診断や治療を受けることができます。状況を説明する際には、簡潔で明確な言葉遣いを心がけ、的確な説明を行うことが大切です。

診断と処置のタイミングも重要です。緊急性の高い処置を優先的に行う一方で、患者の症状や状態をよく観察し、必要に応じて迅速かつ適切な処置を行うことが必要です。処置の遅れや誤った処置が、患者の状態を悪化させることもあるため、常に慎重な判断が求められます。

急性期看護師として、救急治療に必要なスキルを身につけることは重要です。定期的な研修や勉強会に参加し、最新の情報や技術を学び、常にスキルアップを目指すことが大切です。また、自分自身が経験した救急処置や医療事故などについては、振り返りを行い、反省や改善点を見つけることが必要です。

救急治療は、患者の命を救うために必要不可欠な処置です。急性期看護師として、優れたスキルと判断力を身につけ、患者にとって最適な治療を提供することが求められます。

急性期ケア専門士を取った後も

急性期ケア専門士になったら、次はどうすればいいのでしょうか?キャリア開発は、多くの人が気になるところです。まずは、自己啓発プランを作成することが重要です。これは、自分自身の強みや改善すべき点を把握することができる優れた方法です。自己啓発プランを作成するには、自分の目標を決定し、そのために必要なスキルを考えて、それを実現するためのアクションプランを策定する必要があります。

また、専門知識の習得も非常に重要です。急性期ケアは、常に進化を続けており、最新の情報にアップデートしていくことが求められます。継続的な学習を行い、医療分野の最新動向について常に把握することが求められます。オンラインコースや研修会に参加して自己研鑽を続けることが大切です。

さらに、キャリアアップを目指すには、次のステップを明確にすることが必要です。医療は、多岐にわたる分野であり、専門分野を深めることはもちろん、新しいキャリアチャレンジに挑戦することも重要です。たとえば、管理職や教育者としての道もあります。より高いレベルでの責任を担い、社会に貢献することが可能です。

急性期看護師になることは、非常に大きな成果です。キャリア開発には、自分自身の強みを知り、専門知識を深め、次のステップを確立することが不可欠です。常に前向きな気持ちで、自分自身を高めていくことが、よりよい未来を作るための第一歩です。

おわりに

急性期看護師としての自己肯定感を高めるには、自分のスキルや知識を認めることが大切です。上司や同僚からのアドバイスを受け入れ、継続的な学習を行うことが自信につながります。また、適切なコミュニケーションを心がけ、患者様や家族からの感謝や信頼を受けることも自己肯定感を高めるポイントです。

これからの急性期ケア専門士はますます需要が高まると考えられており、高度なスキルと知識が求められます。また、人々の健康に寄与できるやりがいのある職業であるという点でも、今後ますます重要視されることでしょう。

【転職時にも役立つ】ICU看護師に求められること

ICUに配属されたけどどんなところなんだろう。

ICUで働きたいけど、一般病棟と何が違うんだろう。

就職したらICUで働きたいけど何をしたらいいんだろう。

こんな疑問を解決していきます。

はじめに、ICU(集中治療室)は、重篤な状態にある患者の命を救う重要な場所です。ICUは医療の最前線であり、医療チームが最も高度な技術と知識を駆使して、患者の命を守っています。ICUには、医師や看護師などのスキルに加え、機器や装置が必要です。そして、ICU看護師は多様な症例に対応し、患者と家族との心のケアも担当しています。

転職市場においても、ICUの知識とスキルは重要な要素です。この分野は高度な技術が求められるため、求人市場での需要の高まりも速やかに伸びています。そして、ICU看護のスキルは転職する上でのポイントでもあります。ですので、分野の知識を深めることは、ご自身の職業人生において重要な選択肢であることは間違いありません。

集中治療における基礎知識

集中治療は、病気の治療に専門的なケアを提供する分野であり、高度で複雑な治療が必要な患者さんを対象とします。この治療には、高度な設備・装置や専門的なスキルが必要とされます。

集中治療についての概要についてまず説明します。集中治療は、救急搬送された急性の病気やけがを持つ患者さん、あるいは大手術後や重篤な病気のために手術を必要とする患者さんなど、非常に緊急を要する患者さんを対象とします。この治療は、専門的な設備・装置のもとで、医師や看護師、薬剤師などが緊密に連携して実施されます。

集中治療に必要となる設備・装置は非常に多岐にわたります。代表的なものには、人工呼吸器やECMO、心電図モニター、エコー装置、血液ガス分析装置などがあります。様々な装置が必要とされることからも、集中治療には高度な技術と知識が求められます。

さらに、集中治療に必要なスキルも多岐にわたります。例えば、急変した患者さんへの的確な対応、診断の立て方や治療の選択、薬や治療法に関する知識、感染予防策の実施、連携の取り方などが含まれます。ICU看護師にとって、これらのスキルを持ち合わせることは非常に重要なことです。

集中治療での重症患者の管理

ICUは重篤な患者を受け入れるための病棟です。重症患者の治療には様々な設備や装置が必要です。患者の状態に応じて呼吸器、輸液、循環器の管理が必要とされます。さらに、集中治療には感染症や多臓器不全の管理も欠かせません。看護師はこれらの重要な管理の一環を担当し、患者の生命を守るために必要なスキルを持っています。

呼吸器系の管理は、患者の呼吸が安定するように援助することを指します。呼吸器不全の患者には人工呼吸器が必要となりますが、管理には専門的な知識が必要です。また、気管内挿管、気管切開等の処置にも熟練した看護師が必要です。

輸液の管理は、患者の体内に必要な栄養素や薬剤を適切に投与することを指します。輸液の種類や量、速度を正確に計算し、打ち間違いのないように十分に注意が必要です。

循環器系の管理は、心臓や血管の機能を正常に保つことを指します。心電図や血液ガス分析等の検査や、血圧や心拍数のモニタリングが必要です。さらに、心臓マッサージやECMOの管理にも熟練した看護師が必要です。

感染症の管理は、集中治療において特に重要な問題です。感染予防のために手洗いや消毒を徹底し、患者に対する感染リスクを減らすことが求められます。さらに、感染症の症状を熟知し、早期に対処することが必要です。

多臓器不全の管理は、複数の臓器の異常を治療するために必要なスキルを持たなければなりません。重篤な状態に陥った患者には、複数の治療方法を組み合わせて治療を行うことが必要です。そのため、看護師は多数の知識やスキルに加え、正確で的確な判断力も必要とされます。

以上のように、重症患者の治療には多くのスキルが必要です。看護師には患者の命を左右する役割が与えられており、訓練を含めた専門知識が必須です。集中治療は常に進化しており、常に最新技術や最先端の設備を意識して勉強していかなければなりません。

集中治療での医師・看護師との協働

集中治療では、医師との協力関係が非常に重要です。医師が治療の計画を作成し、看護師がそれを実行することで、患者の治療が進んでいきます。そのため、医師と看護師が協力し、互いの役割を理解しあうことが必要です。

まず、医師とのチーム医療の重要性ですが、これは看護師だけではできないものがあります。医師は、患者に必要な治療を正確に判断し、緊急時には適切な対応をすることができます。しかし、医師の判断だけでは治療が進まない場合もあります。そのため、医師と看護師がチームとなり、意見を交換し合いながら治療を進めていくことが重要です。

次に、看護師と医師の役割分担の重要性ですが、これも上手くいかないと治療が妨げられます。医師と看護師がそれぞれの役割を正確に理解し、上手く分担することが必要です。特に集中治療では、看護師が医師が行う治療をサポートすることが求められます。看護師が正確な情報を提供し、医師が迅速な判断を下すことで、最善の治療が行われます。

そして、適切なコミュニケーションの取り方ですが、これも重要なポイントです。看護師が医師に対して不十分な情報を伝えた場合、診断が遅れ、治療に遅れが発生する可能性があります。そのため、看護師は医師に対して適切な情報を正確に伝えることが求められます。また、医師と看護師が上手く意見を交換し合い、相手の意見を尊重することで、より円滑な治療が進むことができます。

集中治療において医師と看護師は、互いに協力しあい、患者の治療に取り組んでいくことが求められます。それぞれの役割を理解し、コミュニケーションを取りながら治療を進めることで、患者の回復に繋がります。

集中治療でのエチケット

ICUで働く看護師にとって、エチケットは非常に重要です。私たちは、患者やその家族と直接接触することが多いため、常に礼儀正しく接する必要があります。以下では、特に重要なエチケットについて説明します。

患者や家族のプライバシーの尊重

ICUは、患者が非常に病状が悪く、治療が長期化することもあるため、患者や家族にプライバシーを尊重することが求められます。プライバシーが保護されることで、患者や家族が信頼を寄せ、安心して治療を受けることができます。私たちは、不必要な会話や情報漏洩を避け、患者や家族がプライバシーを尊重されるよう努めなければなりません。

看護師としての格好やマナーの注意

ICUで働く看護師にとって、格好やマナーは非常に重要なファクターです。私たちは、勤務時間中に患者に慣れ親しまれることが多く、その際には清潔な制服や適切な身だしなみであることが求められます。また、患者や家族との会話では、細やかな気配りを心がけ、笑顔で接することが大切です。

医療の限界・継続治療の判断

ICUでは、患者の状態が急変することがあります。その際には、緊急の処置や継続治療の必要性を判断する必要があります。しかし、医療の必要性がなくなった場合、継続治療を行うことは医療過誤になる場合があります。私たちは、常に患者の立場に立ち、医療の限界を理解し、適切な判断をすることが大切です。

以上のように、ICUでのエチケットは非常に重要です。私たちは、患者やその家族との接し方を含め、細やかな部分にまで気を配り、プロとしての信頼を築いていかなければなりません。

転職活動において集中治療の知識が評価される理由

今日の求人市場では、集中治療に関する知識を持つ看護師の需要が高まっています。患者の数が増加し、治療の複雑さが増していく中で、より多くの看護師が集中治療の経験を積む必要があります。集中治療に関するトレーニングを受けた看護師は、治療に必要なスキルと知識を持っているため、有望な転職候補となります。

集中治療に従事する看護師には、高度な技術や知識が求められます。治療計画の策定や多様な医療機器の操作、医師との協働など、非常に専門的なスキルが必要とされます。求人市場において、このような高度な専門知識と技術を持つ看護師の需要が高まっているため、集中治療に関する知識を持った看護師は、重要なスキルとなります。

集中治療に従事する看護師にとって、転職先の選択肢は非常に広く、多岐にわたります。病院、クリニック、介護施設、リハビリセンターなど、非常に多彩な職場があります。それぞれの職場には、その場所で求められる専門知識が必要となるため、集中治療に関する知識を持った看護師にとって、多様性のある就業環境が提供されます。

集中治療での経験は、看護師のキャリアの中で重要な役割を果たします。求人市場での需要の高まり、必要とされるスキルや知識の幅広さ、就業先の多様性など、集中治療に関する知識を持つ看護師にとって、転職活動において武器となることでしょう。

まとめ

看護において、目的や理念を持つことが重要であることは言うまでもないでしょう。集中治療においても同様で、深い専門知識の習得は、患者と向き合う上で非常に有用です。そうすれば、より最善の治療法を提供し、患者をケアする能力も向上します。将来に関しては、職業上の成長は勿論のこと、より高度な知識を持つことによって、自分自身の成長や満足感も得られるでしょう

om1-h.hatenablog.com

om1-h.hatenablog.com

看護師の留学後にできることと働ける場所

海外に留学した後ってどんなところで働けるんだろう。

日本に帰ってきても経験がないから就職できないのかな。

看護師として働ける場所が知りたい。

こんな疑問を持つ人にお答えします。

留学後、看護師はさまざまな活躍の場を見つけることができます。海外での経験を活かして日本で働いたり、国際医療支援活動に参加したり、研究や教育の道に進んだりすることができます。また、海外での経験を通して自己成長し、キャリアアップを目指すことも可能です。では、具体的にどのような場所で働くことができるのでしょうか?以下では、留学後にできることと働ける場所について紹介します。

看護師の留学後にできることと働ける場所

留学後にできることはたくさんありますが、看護師としての経験を活かすことや、新しいキャリアパスを模索することがおすすめです。では、留学後に働ける場所について考えてみましょう。

海外の医療機関

海外での看護師としての経験を活かす一番の方法は、やはり海外の医療機関で働くことです。留学中に培った知識や技術を生かし、国際的な視野を持って患者ケアに取り組むことができます。特に、途上国や医療が発展していない地域では、看護師のニーズが高いため、活躍の場を得やすいです。

国内の医療機関

日本に帰国しても、留学で身につけたスキルや経験は十分に活かすことができます。日本の医療機関では外国人患者の受け入れ体制整備が進んでおり、留学経験のある看護師は貴重な人材として求められています。日本語に慣れていない患者に対して、留学先で学んだ国際的な視点を生かして適切な対応ができることは大きな強みとなります。

国際機関やNGO

看護師としての経験を国際的な舞台で活かしたい方には、国際機関や非政府組織(NGO)での働きもおすすめです。世界中で様々な医療・保健活動を行っている組織があります。人道支援や開発援助に携わるチャンスもありますので、社会貢献を目指す方には魅力的な選択肢となります。

教育機関や研究所

留学を通じて看護研究や教育に興味を持った方には、大学や研究所での勤務がおすすめです。国内外で得た知識や経験を生かし、若手看護師の育成や看護学の研究に携わることができます。新たな発見やアイデアを生み出すことで、看護業界全体の向上にも貢献できるでしょう。

自営業やフリーランス

自分自身のビジネスを立ち上げたり、フリーランスとして活躍することも一つの選択肢です。例えば、訪問看護や在宅ケアを提供する企業を立ち上げることで、地域のニーズに応えることができます。また、フリーランスとして様々な医療機関で働くことで、自身のスキルアップやキャリアの多様性を追求することも可能です。

まとめ

看護師の留学後にはさまざまな可能性が広がっています。海外での経験を存分に活かし、日本国内でも活躍することもできます。さらに、国際医療支援活動や研究・教育の道に進むこともできます。自分自身の成長やキャリアアップのためにも、留学後の可能性を広げてみてください。あなたのスキルや知識は、世界中の人々にとっての宝となるでしょう!

看護師が留学先の病院を選ぶポイント

昔から留学したいと思っていたけどどうしたらいいのかな。

看護師でも留学できるのかな。

留学するために何を考えたら良いんだろう。

こんな疑問にお答えします。

留学先の病院を選ぶ際のポイント

看護師としての留学を検討する際、留学先の病院を選ぶことは非常に重要です。 どの病院が自分の成長や学びに最適かを考えて、以下のポイントを考慮しましょう。

1.医療制度と看護のアプローチ

留学先の医療認定や看護のアプローチを理解することが重要です。患者へのアプローチや医療のあり方が異なるため、留学が自分の看護スキルや哲学に正しく確認しましょう。

2.専門分野の強み

留学先の病院がどの専門分野に強みを持っているかを確認しましょう。自分が興味を持っている分野で経験を積むことは、将来のキャリアに長く役立ちます。

3.言語

留学先での言語が自分に適しているか確認しましょう。 留学前に言語学習を進め、現地での議事録的なコミュニケーションができるように心掛けましょう。

4.文化と働く環境

留学先の文化や働く環境が自分に適任かどうかも重要なポイントです。労働環境やチームワークが異なる国によって大きく異なりますので、自分が適応できるかどうか考えましょう。

5.学びの場

留学先の病院が提供する学びの機会や継続教育の充実度を確認しましょう。専門スキルや知識の機会が多いほど、留学からの収穫が大きくなります。

6.国際的なネットワーク

留学先の病院が国際的なネットワークを持っているかどうかも重要です。留学国際的なつながりを広げ、将来のキャリアに活かせるかもしれません。

留学先を見極めるプロセス

1.自身のキャリア目標の確認

どのようなキャリア目標を持っているかどうかを確認しましょう。 留学がその目標に気づくかどうかを考えることが重要です。

2.留学先の病院リサーチ

留学先の病院について情報を収集し、その病院が提供する教育するプログラムや看護実践の特徴を調査します。

3.留学先の前例や先輩の経験

過去に留学した看護師の経験や、留学先の病院についての評判を知ることも重要です。先輩の経験談から学び、同様の経験ができるかどうかを考慮します。

4.コンサルテーション

留学先の病院とコンタクトをとり、質問や懸念事項を共有しましょう。コンサルテーション、留学先の病院の雰囲気やサポート体制を確認できます。

5.留学先での滞在計画

留学先での滞在計画をしっかりと立てます。ビザや保険、現地での生活費なども含めて、全体的な計画を練り上げましょう。

まとめ

留学先の病院を選ぶ際には、自分のキャリア目標や価値観に合致するかどうかを重視することが大切です。 留学は自己の成長や専門性の向上に大きく取り組むものであり、慎重な検討が必要です。適切な留学先を見つけて、看護の新たな可能性を発掘しましょう。

【看護師の新たな可能性】フリーランス生活のメリットとデメリット

看護師として毎日病院で働いているけつまらないな。

看護師の仕事ってどんな仕事の仕方があるんだろう。

フリーランスの看護師って聞くけどどんな感じなんだろう。

こんな事を思っている看護師さんに教えていきます。

看護師としてのキャリアは多様で、その中で新たな選択肢として注目されているのが「フリーランス看護師」です。従来の雇用形態から一本線を画し、自身のスケジュールや仕事の選択肢を広げることができるフリーランス看護師生活にはメリットとデメリットが共存しています。

フリーランス看護師とは?

フリーランス看護師とは、従来の病院やクリニックに雇用されず、プロジェクトに契約を結び、自らのスケジュールで働く看護師のことを進めます。自分のライフスタイルに合わせて働くことが可能になります。

メリット

1.自由なスケジュール

フリーランス看護師は自分のスケジュールを柔軟に調整できます。これにより、家庭や趣味、他のプロジェクトとの両立がしやすくなります。また、働きたい期間や休みを取りたい期間を自由に選択できる点が大きな魅力です。

2.多様な仕事の選択肢

従来の雇用形態では経験できなかった様々な医療施設やプロジェクトに参加する機会が広がります。これにより、看護師自身の興味や得意分野に合わせて仕事を選ぶことが可能です。

3.独自のブランディング

フリーランス看護師は自分のブランディングを構築する機会があります。これにより、専門性や個性を強調し、必要な高い看護師として認知されることが期待できます。築くことで、独自性を際立たせることができます。

4.収入の増加

フリーランスの場合、一定や仕事量を柔軟に設定できます。スキルや経験が増大し続ける、収入も増加する可能性があります。応じて報酬もアップすることが期待されます。

5.スキル向上と学びの機会

新しい医療技術や治療法の導入に向き合い、常に学び続ける姿勢がスキル向上につながります。専門性の深化や多様な医療体制の経験まだまだ、看護師としての成長が期待できます。

デメリット

1.収入の不安定性

フリーランス看護師は雇用保障がないため、収入が不安定です。プロジェクトが終了したり、クライアントの要望がする変動の可能性があります。収入の安全性が信頼でき、不安定な生計を支えるための準備が必要です。

2.個人事業主としての責任

フリーランス活動としてする場合、自己管理が求められます。税務や保険などの事務手続きや責任を自分で管理しなければなりません。これには専門的な知識や負担がかかります。

3.独自のクライアント獲得が必要

仕事を得るには、自らクライアントを獲得する必要があります。これにはマーケティングやネットワーキングのスキルが求められます。

4.プロフェッショナルネットワークの構築が重要

フリーランス看護師は、プロフェッショナルネットワークを築くことが前提です。クライアントや他のフリーランスとのつながりが仕事の機会を増やす要素となります。これには時間と労力がかかりますが、積極的なアプローチが成功への道が開けることもあります。

まとめ

フリーランス看護師としての生活は、自由度が高く新しい経験を得るチャンスが豊富ですが、同時に収入の不安定さや責任の増大といったものも存在します。慎重に検討することが重要です。挑戦的ではありますが、その分やりがいや自己成長の機会も当然あります。看護師としてのキャリアに新たな可能性を見出すべくしっかりと、フリーランス看護師生活に挑戦することで、新たな充実感と満足感を見つけることができるでしょう。

【これから看護師を目指す人必見】看護師の仕事は本当に3Kなのか?

看護師の仕事ってどんな感じなのだろう?

大変だってよく聞くけど本当に大変なの?

一応国家資格だし、看護師になっても良いかも。

こんなことを考えている人に看護師の内容を教えていきます。

https://images.unsplash.com/photo-1584432810601-6c7f27d2362b?crop=entropy&cs=tinysrgb&fit=max&fm=jpg&ixid=M3wxNTgwfDB8MXxzZWFyY2h8MXx8bnVyc2V8ZW58MHx8fHwxNzAxMjMwMTA2fDA&ixlib=rb-4.0.3&q=80&w=400

みなさんこんにちは。これから看護師を目指す人や、今看護学生をやっている人は実際に看護師の仕事がどんなことをやっているかわかりますか?

看護師というと、『キツい』『汚い』『危険』と言った、いわゆる3Kと聞いたことがあるでしょうか?

たしかに、その3Kに当てはまるような内容もありますが、私も10年以上看護師をやっていますが、その3Kを感じる以上にやりがいを感じられる仕事でもあります。

看護師は、今も仕事として進みやすくなっており、看護師は魅力的な職業の1つです。

その根拠として、小学生のなりたい職業では、看護師の仕事はランキング2位となっています!

引用:https://resemom.jp/article/2019/04/22/50238.html

女の子にとっては「可愛い」「かっこいい」と感じますし、子供の頃って病院に行くことも多いので身近に感じる職業なのかもしれません。

しかも、看護師は国家資格になるので、働き口もたくさんありますし、親からしても安心する職業になるのかもしれません!

私の周りでも、親が医療従事者ではないのに、親に言われたからなったという人もいます。

親から言われているって言うのもランキング上位の理由なのかもしれませんね(^^)

でも、看護師って一体どんな仕事をしているかあまりわからないですよね?

ドラマをみたりすると、もしかしたら良い部分だけ見えているかもしれません。また、クリニックや外来でしか看護師と関わらない人はあまり詳しくは分からないかもしれませんね。

病院にお見舞いに行ったりしてもそんなに関わることもないと、「言ったことをやってくれる」や「先生に伝言を伝えてくれる」など、仕事内容をあまり知らない人も多いと思います。

かわいさやかっこよさでなりたいと思うことはとても大事ですし、なりたいランキングも上位も嬉しいですし、夢みることは素晴らしいことです。

しかし、看護師の仕事はやはり命を預かる仕事で、やりがいがある中にも責任もある仕事です。

国家資格があるという考えだけで看護師を目指すことは辞めたほうが良いかもしれません。

医療関係者の親が勧めるのは良いかもしれませんが、全く仕事内容が分からない人が簡単に言ってしまうと、辛くなったり、すぐに辞めてしまうかもしれません。

そこで、看護師ってどんなことをやっているのかをまとめてみましたので、参考にして見て下さい!

今回は病棟で働く時の内容であり、病院によっても違いますのでご了承下さい。

看護師の仕事内容とは

患者さんの管理

管理と言ってしまうとあまり良い言い方ではないと思いますが、病棟の看護師は、外来やクリニックなどと違い、まずは患者を受け持ちます。

病棟によって違いますが、だいたい3~5人ほど受け持ちます。もしかしたら、慢性期の病院ではもっと受け持つ可能性があります。

患者さんの受け持ちは、病院や病棟によって違いますが、それは重症度の管理によって決まっています。重症度の高い患者さんを受け持つのはそれだけ点滴やケアをやる内容が濃いのです。

多くの患者さんを受け持つ時は、慢性期が多く、点滴をやっていなかったり機械類が付いていなかったりとやることが少ないため、多くの患者さんを受け持つことが出来ます。

そして、その受け持ち患者さんをただみているだけではありません、受け持ち患者の医師から出ている指示を確認します。

今日の点滴は何をやるのか、お昼の薬は何を飲ませるのか、血糖測定はあるのか、レントゲンやその他の検査があるのかなどの全てです。

https://pixabay.com/get/gccbcb0521f79499f27a862b3fbdaece59c40ce829c6b4d1bb3474ac8575720d0361ca92276cf38351c66ed5a727afe7b_640.jpg

清潔ケアをする

病棟によっては、自分で体を拭ける人やお風呂に入れる人がいますが、多くは看護師が行います。

また、寝たきりの人や動かすことに制限がある人は看護師が2~3人で行うことがあります。

さらには、お風呂が入れない人は毎日ではないですが、頭を洗ったり、足を洗ったり、機械浴に入れたりします。

その際、体に異変がないか(褥瘡がないか、術後の傷がどうなっているかなど)観察しながら行います。

検査出し

入院している人は、具合が悪い人がほとんどなので、自分で検査に行けない人がもちろんいます。

重症になればなるほど看護助手さんに検査に行ってもらうわけには行かないので、車椅子に乗せたりベッドのまま検査につれていきます。

食事の介助

清潔ケアや検査出しをやると大体午前中が終わり、お昼の時間になるのですが、自分がお昼に行っている場合じゃありません。

患者さんの食事のセッティングをし自分で食べられない人は看護師が介助して食べさせます。

その時も、飲み込みが悪くないか観察したり、自分で食べられるように声をかけたりします。

バイタルサイン測定

午前中や午後一番に血圧を測ったり、呼吸状態を測定し観察していきます。前日と比べ変わりがないか、少しおかしいかもと思ったらしっかりとアセスメントしてどうしていくかを医師に報告し相談して決めていきます。

https://pixabay.com/get/g78f409e3db11e68cc1afa10c2c31858ff280a2776a8e7fc0361c5ce0b98a1befcf345f7a5401263d8ab210c7b28a0517_640.jpg

記録

午前中は動きっぱなしで、記録を書いている暇がありません。

変わりがなければよいのですが、ちょっとした変化などを記録に残さないと、いつから変化していたか分からないとなり大きな問題になることもあります。

なので、看護師は細かく記録を残します。つまり証拠を残すって感じですね。

看護計画を記録する

日常の記録とは異なり、看護計画というものがあります。

患者さんの問題点を考え、それを解決するためにどのような看護をやれば解決するのかを記録します。患者さんのことやその原因となる疾患を解剖から考えアセスメントを書き、解決するまでの記録を書きます。

いろいろな対応

記録はしなければならないのですが、午後はのんびり座って記録しているわけではないのです。

患者からのナースコールの対応やがなり患者さんの対応。電話がなり事務対応。

外来が終わった医師が来て新たな指示を出し、それの確認や実施、家族への連絡や家族への説明なども行っていきます。

処方された薬の準備

毎度大変なのが薬の準備です。入院患者で自分で管理できる人でも、処方された薬が間違っていないか、残数が合っているかを確認します。

そして、それを朝・昼・夕とセットしたりします。処方量が多い日はとても大変です。

https://pixabay.com/get/g6c9e2f0611e28d90c77b16c325334f7fedd265df180cc368566a83864fc03b292f348acf68499af5072d6b78a85351b2_640.jpg

番外編

急変時の対応

病院で働いている以上、患者さんが急に具合が悪くなったりする時もあります。

そんな時は、有無を言わさず点滴を刺したり、心臓マッサージをしたり、気管内挿管の介助をしたりとなんでも行います。

残業

記録が書けず、定時になりやっと次の勤務者に引き渡して記録を書き始める。毎日が残業と言っても良いかもしれません。

どんなときでも看護師は時間の管理が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ぱっと浮かんだことを書いただけなので、もっと細かい仕事がありますが、考えるだけでこれほどの仕事を毎日行っています。患者さんがいる限り同じことの毎日です。

看護師の資格を持っているということは、仕事を辞めても働き口があるっていうことが強みかもしれません。私は他の仕事をしたことがわからないので、すべてを語ることはできませんが、それでも大変な仕事だと思います。

それに、人の命を預かるって精神的に辛いですよね。点滴1つ間違うだけで生命に危機を及ぼすかもかもしれません。

こんなに大変な仕事でも、患者さんに「ありがとう」と言われたり、笑顔が見られると気持ちは良いもんです。これがやりがいにもつながるのかも知れません。

また、急変したときでも患者さんが助かれば、この仕事をしていて良かったなと思うこともあります。

看護師の仕事は責任が重大です。でも、やっぱりやりがいもありますし、人と関わることが好きな人は良いのかもしれません。

いろんな仕事があるので、同じように感じる職業もあるかもしれませんが、どんな仕事でも、自分がなりたい職業に就けるようにしていけたら良いと思います。

看護師が楽しむべき!おすすめの海外ドラマ5選

今回は看護師の方に向けて、感動と学びが詰まった海外ドラマを5選ご紹介。仕事の合間やリフレッシュのつもりで、ぜひ楽しんでみてください。

『グレイズ・アナトミー』

医療ドラマの金字塔。 臨床心理学や看護の側面がリアルに描かれ、医療の舞台裏に迫ります。

メレディス・グレイは外科インターンとしてシアトルの病院に意気揚揚と初出勤した。同僚として勤務するインターンはクリスティーナ、イジー、ジョージ、アレックス、メレディスを入れて5人の個性豊かなメンバー。しかし彼らは、同僚とは言いながらも難関といわれる外科医としての生き残りをかけたライバルでもあった。闘志むき出しでヤル気に満ち溢れた彼らだったが、ナチと異名をとる鬼のインターン指導者、ベイリーに率いられ、初日から嵐のような48時間を過ごすことになる。そしてさらに、メレディスには驚きの出会いが待っていた…。

『ボディ・オブ・プルーフ』

法医学を専門とする主人公が犯罪行為に耐える短時間ドラマ。看護の視点から医学的な知識の一助となります。

全米で1400万人もの視聴者を獲得し、あの『BONES -骨は語る-』を凌ぐ大ヒットを記録した、話題の検死クライム・ミステリー『ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言』。 主人公のミーガン・ハントは、天才的な凄腕検死官_しかし周囲からは、「死体にしか心を開かない」と思われている孤独なワケあり女性。かつて一流の脳神経外科医だった彼女は仕事熱心なあまり夫トッドには離婚され、愛娘レイシーの親権も奪われる。その上、交通事故に遭い、右手が痺れる後遺症のため検死官への転職を余儀なくされた。挫折感に打ちひしがれながらも、被害者の遺体は“事件の真実"そして“人生を教えてくれる"という強い信念のもと、鋭い洞察力と豊富な医学知識を駆使し、難事件を掘り下げていくミーガン。死者に耳を傾け事件の真相をドラマチックに紐解く

『ザ・グッド・ドクター』

自閉症スペクトラム症の外科医が成長していく医療ドラマ。看護師の立場から患者とのコミュニケーションや連携の重要性が描かれています。

カリフォルニア州の権威ある聖ボナベントゥラ病院。 院長グラスマンは、自閉症だが天才的な記憶力と驚異的な空間認知能力を持つサヴァン症候群の青年ショーンを自らの病院に外科研修医として招く。 だが院長の座を狙う外科部長マーカスなど理事会メンバーや多くのドクターは、ショーンが自閉症であること自体が患者に不安を与えたり、現場に混乱をもたらすと彼の勤務に反対する。 それでもただドクターになるという一心で、ショーンは難病を抱える患者たちを次々と救い、院内で旋風を巻き起こしていく。

『ナース・ジャッキー』

中毒性のある薬物に依存しながらも、患者に真剣に向き合う主人公の看護師の姿勢が描かれたドラマ。

ヒロインのジャッキー(イーディ・ファルコ)は、NYマンハッタンのオールセインツ病院に勤める実力派ナース(看護師)。腕利きセレブの女性医師や、軽いノリのイケメン新人医師、無邪気で無意味に人なつこい見習い看護師、底意地の悪い上司など個性的な面々に囲まれながら働いている。ERにはあらゆる急患が担ぎ込まれてくるので、ついストレスを溜めがち。そこでおかしくなりそうな頭をいつもクリアにしておきたいと、ジャッキーは勤務の合間に強力な鎮痛剤を常用するという、看護師として型破りな行動をとっている。家には優しい夫と幼い娘がいる傍ら、病院には薬剤師のエディという愛人がいる。ジャッキーの愛情は一体誰のものなのか…。彼女は聖女なのか、それとも悪女なのか?

『エージェント・カーター』

アメリカを舞台に、看護師として働く主人公がスパイ活動に巻き込まれるスリリングな冒険が繰り広げられる。

第二次世界大戦中、ヒドラとの死闘により、キャプテン・アメリカは消息を絶った。エージェントのペギー・カーターは、キャプテン・アメリカと共に戦い、敵を倒したが、最愛の人を失った…。 時は1946年のニューヨーク。彼女の勤め先はアメリカ随一の秘密諜報機関SSR。しかし戦争が終わった今、雑用担当の閑職に就かされていた。そんなある日、戦友のハワード・スタークから秘密の任務を依頼される。彼女はスタークの執事エドウィン・ジャーヴィスの協力を得て、SSRには内密の独自捜査を開始する。

これらのドラマは、看護師の日常や医療の舞台裏に深く迫り、仕事の合間やリフレッシュの要として楽しむことができます。どれも興奮と学びが交差する作品ばかりです。ぜひお気に入りを見つけて、仕事の合間や休息の大事として楽しんでみてください。