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生活をもっと豊かにしたい!現役ナースが副業に興味を持ち始めました

看護師になるためには?大学と専門は何が違うの?

こんにちは、ヒカルです。

医者や薬剤師になるのは大学6年間というのは聞くことがあると思いますが、看護師って一般にはどうしたらなれるのかあまり知られていないような気がします。

これから看護師を目指したい!でも、看護師ってどうやったらなれるかいまいち分からない。大学と専門学校とは何が違うの?

今回、そんな疑問を持つ人にお答えしたいと思います。

私は普通の高校を卒業して、看護専門学校に通い看護師になって約10年以上経ちます。高校も至って普通の進学校でした。

看護師になるのは、大学では4年間、専門学校では3年間でなれる職業です。

では、大学と専門学校って何が違うのか、看護師ってどうやったらなれるのでしょうか。

看護師ってどうやったらなれるの?

看護師は病院で多く働いていますが、大学病院以外のいわゆる私立病院などで働いている看護師って大学卒業と専門学校卒業どちらが多いと思いますか?

ほとんどが専門学校や短期大学卒業の看護師です。私の病棟でも50人近くのスタッフがいますが、看護大学を卒業している人は2~3人ほどです。

もちろん、大学病院にも専門学校や短期大学卒の看護師は多くいますが、大学卒業後にそのまま就職する人は多いので、数が違います。

つまり、看護師は看護大学を卒業もしくは看護専門学校を卒業して、看護師国家資格を得るのです。その国家試験に合格できれば、看護師になれるのです。

看護大学と看護専門学校の違いはなにかあるの?

では、看護大学と専門学校だと何が違うのでしょうか?

3年と4年の違いだけ?

憧れのキャンパスライフがあるかないか?

私は、専門学校卒業なので大学のことはあまり知りませんが、基本的に学ぶことは同じです。

だって、国家試験の内容は同じですから!

大学と専門で試験内容が違っていたらおかしいですもんね。

専門学校は、その名の通り専門的なことを短期的に勉強しているところだと思います。解剖生理学から薬理、倫理的なことまで幅広く短期的に授業を受け、テストを行っていきます。

そして、なんと言っても実習を多く行い、現場での実践力が培われます

看護大学は、4年間あるため専門的知識に加え、一般教養なんかも学ぶそうです。実習もありますが、看護大学での実習では専門学校のように実践をあまりしていないことです。

専門学生は、患者に対して必要なケアをどんどん行っていますが、大学生は看護を、考えることが多いそうです。

実際に、大学と専門学校卒業の後輩が1年目として入職したときは、専門学校卒業の後輩のほうが、実践として動けています。その分、看護大学卒業の後輩は、考え方や論文などの知識や技術は長けていると思います。

看護大学に行くためには

看護大学に行くには、いわゆる大学受験と同じように受験します。国公立大学では、センター試験や2次試験、私立大学も同じような試験があると思います。

大学によっては生物、化学、物理から2項目試験となることもあるため、高校で看護師になりたいと思う人は、理系を学ぶことが多いと思います。

では、文系に行った人は看護師になれない?って思うかもしれませんが、安心してください。多くの学校は、あくまでも大学に入るための試験です。

理系がダメだからといって大学に入れないわけではないのです。文系でも生物や化学の授業があると思うので、その理系項目を勉強すれば、文系の人でも問題ないです。

看護専門学校(や看護短期大学)に行くためには

私は、偏差値60ないくらいの進学高校に通っていました。普通科から理系に進み、大学に進もうと頑張っていましたが、センター試験に失敗。そして、偏差値50もないような専門学校に進学しました。

自分の卒業した学校を言うのも変ですが、偏差値50もないって普通に勉強していたら難なく行けそうですよね。それまで、大学受験のために一生懸命勉強していたのが何だったんだ。と思えます。

専門学校ってやっぱり国公立大学と比べると、偏差値は低いですよね。つまり、普通の勉強をしていれば看護専門学校に行くことは可能ってことです。

看護大学にいくメリットは多いかも

専門学校では、卒業後に得られるのは基本的に看護師国家試験の資格です。大学に行く頭がないから専門学校で良いやと思っていると、将来後悔するかもしれません。

給料が違う

大学を卒業している人と専門学校を卒業している人は、基本給が違います。ほとんどの看護師が専門学校卒業なのであまりわからないかもしれませんが、私の病院でも、1万円ほどの差はあります。結構大きいですよね。基本給ですから、積み重なるとボーナスなんかも結構差が出ます。

保健師や助産師の資格が得られる

もちろん受かれば晴れて看護師になれるわけですが、看護大学では、看護師国家試験に受かれば、保健師や助産師といった試験資格が得られます。これは、4年間の中で、その単位を習得できるので試験資格が得られるのです。

専門学校は、あくまでも看護師になるための学校なので、後に保健師や助産師になりたいと思っていても、そのまま試験は受けられません。

学校によっては、プラス1年間その学校で勉強することもできる学校はあるようですが、基本的には、大学に編入して1年間学び、試験資格を得るのです。

つまり、専門学校卒業では看護師にしかなれませんが、看護大学卒業では看護師にられると同時に、保健師と助産師の試験資格が与えられるのです。

将来、看護師だけど公務員も良いなと思っている人や助産師になりたいと思っている人は、大学に行ったほうが良いですね。

学士が与えられる

看護大学はあくまで大学なので、卒業したら学士の称号が得られます。

これを見ている皆さんは、なんことかまだわからないと思いますが、この学士があると、さらに勉強をしたいと思えば、大学院へ進学できます。

また、現在では、専門看護師という資格があったりNPという資格があるので、将来看護師の更に上を目指したいと思うとどうしても、この学士も持っていた方がお得なのです。

まとめ

看護師になるには、看護大学でも専門学校に入学して、しっかり勉強していけば国家試験に挑むことができます。そこで、試験に合格すれば看護師になれるのです。

病院に就職してしまえば、大学卒とか専門卒なんてあまり関係なく、気にすることはないですが、例えば、更に勉強をしたいとか、やっぱり看護師じゃなくて違う道に行きたいということもあるかもしれません。

そんな時は、やっぱり大学を卒業している方が道は開きやすのかなと感じます。

実際に、私の先輩でも専門卒から就職して、看護の大学の講師になった人がいます。しかし、仕事をしながら学士を取得するために大学に通ったなどとても大変そうでした。

なので、できれば大学受験をして大学に入れた方が良いのかなと専門卒の私は考えます。

人生は一生に一度しかありません!将来的に有利にすすめるためには、皆さんの努力次第だと思います。

これから勉強して看護師になりたいという皆さん!頑張ってください!

では、また会いましょう\(^o^)/

勉強が苦手でも大丈夫! 看護学校・大学に行けます!